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家庭医療学研究会会報 第37号 |
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第11回家庭医療学研究会ワークショップ開催される |
さる8月6日より8日まで、家庭医療学研究会主催の夏季セミナーが倉敷の川崎医科大学にて開催されました。学生、研修医を合わせて35名、手弁当で駆けつけてくださったスタッフの先生方26名、合計61名で活発な意見の交換と研修や見学の時となりました。今回の参加者の全体的な印象は、家庭医に対する認識がさらに向上しており、プログラムの中でも夜の歓談の一時でもかなりレベルの高い討論がなされたように思います。 以下、プログラムと簡単な内容をご紹介いたします。 |
プログラム 【8月6日】
【8月7日】
【8月8日】
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川崎医大小笠原氏の司会で参加者の緊張をほぐすアイスブレイクのあと、生協浮間診療所の藤沼氏のリーダーシップの下、早速家庭医についてどのようなイメージを持っているかを語り合う、ワークショップが始まりました。今年の参加者は例年よりさらに家庭医についての知識が豊富で、正確なイメージをもって参加されている方が多いと言う印象を受けました。このセミナーが、ぼんやりと持っている家庭医のイメージを具体化し、ビジョンが膨らんで現実のものになって行く手助けになればと思いました。 2日目はそれぞれが希望のコースに分かれて実習や見学をしました。前日夜遅くまで話し込んでいた人もいたようですが、みなさん元気で眠い目をこすりながらもそれぞれの希望のコースに散って行きました。 3日目は朝食の後川崎医大に移り、午前中は札幌医科大学の山本氏よりEBMの講義、実習の時を持ちました。医療現場でよく見られる経験的な曖昧さをどのように科学的な数値に表して合理的な医療を進めて行くか、事例を用いながらわかりやすく解説してくださいました。今回初公開という治療閾値にまで話が及び、学生の間からはいろいろ質問が出ていましたが、なかなか実際の医療現場で多くの医師がこれを使いこなすにはまだ道のりが遠いように思いました。 |
第14回「家庭医療学研究会」のご案内と演題募集 |
家庭医療学研究会主催による、研究発表と講演会を中心とした学術集会です。 <概要>
<一般演題募集> 家庭医療学に関する研究発表を募集します。口演発表(発表10分+討論5分)を予定していますが、応募多数の場合は、ポスター発表をお願いする可能性がありますので予め御了承ください。 ◆ 応募締め切り : 1999年9月20日(必着) ◆ 申込方法 : 演題名・発表者・共同発表者・所属・800字以内の抄録をB5用紙にプリントし、MS-DOSテキストファイル(フロッピーディスク)と共に郵送してください。別紙に、連絡先住所・郵便番号・電話番号・FAX番号・(日常的に使用している場合)E-mail addressを記してください。
<研修プログラム紹介募集> ◆応募締め切り・申込方法・申込先 : 一般演題と同じ |
第1回 名古屋−ミシガンプライマリ・ケア フォーラム
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当研究会メーリングリスト開設のお知らせ |
平成10年11月15日の総会で会員から要望のありましたメーリングリストを開設しました。 以下省略 |
家庭医療学研究会世話人会議事録 (8/6/99)
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♪♪♪ お知らせ ♪♪♪ <<会費納入のお願い>> 会員の皆様の中で会費の納入をお忘れになっていらっしゃる方はいませんか。 <<入会手続きについて>> 当研究会では会員を募集中です。学生会員も大歓迎です。 <<「家庭医療」誌編集委員会より>> 「家庭医療」誌への投稿が少なく、発行に至りません。 <<会報への投稿のお願い>> 会報への投稿をお願い致します。家庭医療学に関する様々な情報をお待ちしています。
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