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第1回田坂賞受賞者決定のご報告


第1回田坂賞について、家庭医療学会会員、TFCメーリングリスト会員からの公募による一次選考で10名の推薦があり、その中から選考委員会によって二次選考に選ばれた3名の方に、活動履歴と家庭医療に関するエッセイを提出いただき、それをもとに、選考委員会で検討し、以下のように決定しましたので、ご報告致します。

第1回田坂賞受賞者
岡山市 安田内科医院 安田英己先生

受賞理由は以下の4点です。

1、医学生・研修医に緩和ケア・認知症ケア・後期高齢者ケアへの実践を経験してもらい家庭医療を好きになってもらう教育に貢献されてきてこと
2、医師としての賞味期限は切れてないか?をいつも自問自答しながら生涯学習を続けられている姿
3、グループ診療のあるべき姿を示してこられたこと
4、地域の多職種との連携、地域医師とのネットワーク作り

安田先生おめでとうございます。
安田先生には、今年6月の家庭医療学会中の田坂賞授賞式で10分ほどの記念講演をしていただく予定です。

改めて選考にご協力いただいた多くの皆様に感謝します。
そしてこの賞が、田坂先生の目指された、家庭医療の実践、教育、専門医や多職種との連携などによる、よりよい日本の医療の推進につながることを願います。

第2回の田坂賞も、昨年と同じ12月に一次公募を行う予定です。今年と同様、田坂賞にふさわしい方の推薦をよろしくお願いします。

田坂賞選考委員会委員長 
白浜雅司


田坂賞規定
  1. 目 的: TFCMLという2500人以上の家庭医、専門医を日常的につなぐMLを一人で管理され、家庭医療の発展に多大な貢献をされながら、49歳という若さで急死された田坂佳千先生の業績を忘れず、先生の目指された家庭医と専門医の相互理解と連携による、日本の家庭医療の質向上、普及、生涯教育に貢献された方を表彰するための賞。
  2. 内 容: 田坂賞の盾と副賞(旅行券)(毎年の費用5万円はTFCML関連の事業で与えられた基金から日本家庭医療学会に寄付されるものを充てる)
  3. 授与方法:毎年家庭医療学会総会において、田坂賞受賞者1人の表彰式を行なう。
    なお家庭医療学会総会の中で、受賞者による受賞記念教育講演またはWSをお願いする。
  4. 選考基準:家庭医と専門医の相互理解と連携による、日本の家庭医療の質向上、普及、生涯教育に貢献をされた方。(研究を主として選ばれる日本家庭医療学会賞とは区別する)
  5. 選考方法
    (1) TFC会員、家庭医療学会員から公募による推薦を受け、家庭医療学会内に設置する「田坂賞選考委員会」で最終決定する。
    (2) 田坂賞選考委員会は、日本家庭医療学会理事4(うち1人が委員長を兼ねる)、TFC幹事会3、学識経験者2、オブザーバー1(日本家庭医療学会代表理事)で構成する。任期は家庭医療学会の理事の任期に合わせることとする。
    (3) 田坂賞対象者は、家庭医療学会員、家庭医療の専門家であることは問わない。家庭医以外でも、家庭医療の発展、普及、教育に貢献された方は選考対象に含める。
  6. この賞の期限は設けない。家庭医療学会が他学会合併する場合やTFCMLからの寄付継続が難しくなった場合は、その時点で継続するかどうかを検討する。
第1期田坂賞選考委員会委員名簿
 日本家庭医療学会担当理事 1名 (選考委員長)白浜雅司
 日本家庭医療学会理事 3名 雨森正記、松下明、山本和利
 TFC幹事会 3名 中西重清、藤原靖士、早野恵子
 学識経験者 2名 大滝純司、高橋裕子
 オブザーバー 1名 日本家庭医療学会代表理事 山田隆司

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