子宮鏡検査

子宮鏡外来のご案内

 ここでは、当院女性診療科の専門外来の一つである、子宮鏡外来についてご説明します。子宮鏡を用いたポリープ切除、筋腫核出術については、<婦人科内視鏡手術>をご覧ください。

 

 子宮鏡とは、経腟的に子宮内腔の観察・手術を行う内視鏡です。外来で使用するスコープは直径3.1mmの極細いものであり、子宮口を広げる前処置を行う必要がなく、外来で検査可能です。  

 

子宮鏡外来でできること

 

1.子宮粘膜下筋腫・子宮内膜ポリープの診断

 

  

子宮粘膜下筋腫・子宮内膜ポリープはどちらも月経過多、月経遷延、不正

出血の原因となります。また、着床環境を悪化させ、不妊症の原因ともな

りえます。

通常、超音波検査にて疑われることが多いですが、より診断をはっきりさ

せるためには、子宮鏡検査が有用です。子宮鏡検査により手術が必要と判

断された場合には、入院の上、切除用の器具を取り付けたレゼクトスコー

プを用いた、子宮鏡下切除術を行います。

 

2.選択的卵管通水

 

不妊症の検査として、卵管造影は卵管性不妊症をチェックする非常に有用な検査ですが、様々な原因で、実際には卵管が通過していても造影検査にて通過性が認められないことがあります。こうした場合に、すべての患者さんに腹腔鏡下手術をおすすめすることは不必要な手術を行う可能性が出てきてしまいます。

当科では、不必要な検査、手術をできる限り少なくするために、卵管造影にて卵管の通過性が認められない場合に、子宮鏡を用いた選択的卵管通水検査を行っています。

 

 なお、選択的卵管通水検査は、現在のところ保険適応となりませんので、自費診療となります。治療費用の項目をご参照ください。