東北地方太平洋沖地震と心のケアについての情報
お知らせ
2011年9月18日(日)13時より,東京大学医学部において,災害行動科学研究会
第2回シンポジウム「中長期的支援に向けたニーズと課題」を開催します。
詳細はホームページ(http://www.disaster.umin.jp/)をご覧ください。
東北地方太平洋沖地震について
平成23年3月11日(金)14:45頃に発生した東北地方太平洋沖地震では、東北地方を中心に大きな被害が発生したことに、心からお見舞いを申し上げます。
教室関係者は、東北地方在住者や出身者を含めて全員の無事が確認でき安堵しています。なお困難な状況にある被災者の方に加え、福島第一原子力発電所の事故に関してはきわめて多数の人々が強い不安を感じているところです。
当面の的確な情報提供や相談対応に加え、長期的なこころの健康のモニタリングとケアが必要になると思われます。教室としてもこの課題に深く関心をもって活動したいと考えます。
東北地方太平洋沖地震と心のケアについての情報
- 4/20(水)に行われました東大SPHフォーラム「東日本大震災の健康被害:公衆衛生に何ができるか」の模様が, 動画で公開されました (日本語 ENGLISH).
- 「岩手県大槌町民の健康状況把握のための訪問調査」(2011/4/23-5/8)に教室から7名が参加しました。この中で行った川上のミニレクチャー「東日本大震災におけるこころの健康のケア:初期対応と留意点」のスライド資料を掲載しました。
- 米国のHobfoll教授より紹介を受けました文献「Five essential elements of immediate and mid-term mass trauma intervention: Empirical evidence」を邦訳し、要点をまとめました。
災害時の心理的援助に関して,科学的根拠にもとづく専門家のコンセンサスが 得られた5つの原則がリストアップされています。 災害支援の方針作成や支援策の具体的計画などにお役立ていただければ幸いです。(参考)原文 Hobfoll et al. (2007) Psychiatry, 70, 283-315 - 医学書院から、震災関連記事・ページのPDFが当面の間、全文無料で公開されています。
- 日本看護科学学会より「震災関連の支援情報」が公開されています。
- 日本精神保健看護学会より「支援にあたる会員のためのケアに関する情報」が公開されています。
- (独)国立精神・神経医療研究センターに「東北地方太平洋沖地震メンタルヘルス情報サイト」が開設されています。
- 兵庫県こころのケアセンターより「サイコロジカルファーストエイド実施の手引き」が公開されています。
- 東北地方太平洋沖地震と心のケアに関する情報が、日本心理学会HPに掲載されています。
- 京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻 東北地方太平洋沖地震による健康障害の予防・治療に関する学術情報に「コクランライブラリーより災害被害者および救援者のメンタルヘルス」が掲載されています。
- 1978年の米国スリーマイル島原発事故の心理的影響を研究したBromet博士が、原発から16km以内に居住し避難した乳幼児を持つ母親が長期影響を受けやすいというコメントをCNNで表明しています。
- 日本赤十字社が,次の2種類のリーフレットを公開しています。
「ボランティアとこころのケア」「災害時のこころのケア」 - 日本臨床心理士会,日本精神衛生学会等が共同で心の相談緊急電話を開設しています。
- 日本社会心理学会が社会心理学的の視点からの提言をまとめています。
