ホーム > 新聞 > 2006年4月号

育て、バドの花
                                                   4月号

新幹部挨拶

◆ キャプテン兼ホームページ係: K.O

今年度キャプテンとホームページ管理係を務めさせていただくことになりました岡田です。このクラブに入部してからの三年間で学んだこと・考えたこと・感じたことを後輩に伝え、糧となることができるよう努力していきます。 四月は新入生が入ってきます。皆で新入部員を歓迎してあげましょう。二回生にとっては初めての後輩となるわけですが、後輩は先輩を思った以上によく見ています。見本となるような行動を心がけましょう。

◆ 女子キャプテン兼主務: M.U

女子キャプテン兼主務の占部です。部員のみなさんに、もっとバドミントンを楽しんでもらえるように、そしてビッグイベントである合宿、大会が快適に送れるよう努力したいと思っています。一年間、どうぞよろしくお願いします。

◆ 体育館係: H.O

今年度、体育館係を務めさせていただくことになりました乙宗です。適切な練習日数を確保すること、また部員のみなさんが予定を立てやすいように、できるだけ決まった曜日に決まった体育館を使うことを目標にしたいと思います。一年間、どうぞよろしくお願いします。

◆ 会計兼シャトル係: A.S

今年会計とシャトル係を務めることになりました坂谷です。合宿の挨拶と同じ内容になりますが、お金とシャトルというバドミントン部の活動において欠かすことの出来ないものを預かることの重大さを感じています。いたらない点もあるかと思いますが、前幹部の方々を見習いながら部活動が円滑に行われるように頑張っていきたいと思いますので、一年間よろしくお願いします。

◆ 新聞係より

今年新聞係をさせていただくことになりました三回生のS.Kです。今年の新聞は、強く、美しいバドミントンができるよう育っていこうという想いを込めて「育て、バドの花」と三回生一同により命名させていただきました。毎月、さまざまなバドの花を皆様にお届けできればと思っております。
そんなバドの花の一つとして、皆様から頂いた記事を毎月掲載させていただきたいと思います。毎月さまざまな方に記事をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。またもちろん、ぜひ記事を書きたいという方はいつでも大歓迎です。皆様の力作をお待ちしております。

◆ ビデオ管理係より

今年ビデオ管理係をさせていただくことになりました三回生のT.KとY.Hです。男子の試合のビデオをご希望の方はT.Kまで、また、女子の試合のビデオをご希望の方はY.Hまでご連絡ください。自分の試合に限らず、他の人の試合でも対応させていただきますので、どうぞビデオをご活用ください。







キャプテンから一言

学U k.o


この一年間、新聞と言う形で書き物をさせてもらうことになった。僕はバドに関しては競技年数が長いこともあり、経験値だけは人よりあるはずである。その経験の中で思ったことをつらつら書いていきたい。小学校の時に、夏休みの読書感想文に一週間かかった男が書くので気長に付き合っていただきたい。

「説明書を読む人、読まない人」

世の中には二種類の人間がいる。モノを買ったときに、まず説明書を読む人と、読まずにとりあえず使ってみる人である。カメラでも車でも最近はやりのiPODでも、説明書を読まずとも一応使うことはできる。ところが説明書を読んでみると意外な機能がついていたりする。たいていの人は、まあ使えてるからこのボタンの機能知らなくても別にいーや、というものだろう。ちなみに、僕は一度使ってみてから説明書を読むタイプである。とりあえず使ってみないと気がすまないのだ。

さて、バドミントンに関してでは僕のやり方がなかなかいいようだ。バドミントンを始める前にバドミントン教本を一通り頭に入れてからなんて人はいない。いたらごめんなさい。あなたに教えることは何もありません。で、みんなとりあえずラケットを持って打ってみるのであるが、当然上手くできるわけがない。最初は羽根突きのごとく楽しいのだが、次第に飽きてしまう。ここで説明書を読むのである。つまり、先輩から教えられたり、自分で練習したりするのだ。

練習の第一歩といえばやはり素振りに、フットワークに点つきだろう。野球でも剣道でも素振りをする。他のスポーツは知らないがバドにはちょっと工夫がある。じつはラケットを持たずに素振りはできるのだ。バドミントンの腕の使い方は。ボールを投げる動作と同じである。実際、中学でキャッチボールの練習をさせられた。実際に練習中にキャッチボールするのはまずいので、羽根を使ってキャッチボールをする。きれいな放物線で遠くまで飛べばそれでよろしい。あとはラケットを持って同じように振るだけである。ま、ラケットを持つと途端に振りが下手になるのはご愛敬。あとはラケットに荷物ヒモを括り付けて振る方法がある。しっかり振れていれば、鞭のように良い音がする。みなさんは本物の鞭を振ったことがあるだろうか。あの、ぱちんと言ういい音は音速の壁を越えた時に出るものであって、地面にたたきつけた時に出るものではないらしい。カウボーイが空中で連続して鞭を鳴らしている姿は非常にカッコよかった。

点つきとは、正月の羽根つきの一人でポンポン上に打ち上げることを言う。これは、ラケットの長さを体で覚え、自分の打ちやすい位置を知ることが目的である。羽根突きでと馬鹿にするなかれ。奥が深いのだ。筆の達人は毛先の一本一本を感じながら書を書くと言う。ならばバドの達人はストリングの一本一本を感じて羽根を打てるはずだ。とはいっても、単に打ち上げるだけでは能がない。打ち上げる高さをいろいろ変えてみる。天井まで届くように打ってみたり、弾くだけで短い間隔で打ってみたりする。さらに足を動かさないで打つようにするとだんだん難しくなってくる。みんなで正座してこれをやるとなかなか滑稽である。みんなあっちこっちにこけるからね。

 四月なので、一年生を意識して書いてみたが、考えてみれば新歓の最中でまだ説明書を読む段階ではないかもしれない。この前、バックを改善したくて一週間ほど素振りをしたら良くなった。一週間ちょっと素振りする程度で改善されたことから考えると、僕は説明書の「主な機能」の項を読んでいる段階のようだ。細かい機能の項を読むようになるのはいつになるのだろう。










ホーム > 新聞 > 2006年4月号

Last updated: 2006/7/6 01:00
新聞に戻る