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バド部だより
                                                   3月号

いよいよこの新聞も最終号となりました。毎年恒例、幹部挨拶を掲載いたします。

◎キャプテン:Y,O

 いよいよ新聞の原稿を書くのも今回で最後になりました。毎月何を書こうかと悩みに悩んで書いていたわけですが、それが来月からなくなるかと思うと少し物足りない気もします。
 去年の4月からキャプテンという重大な仕事を任せていただき、ネガティブな失敗だけはしないようにしようと全力でクラブに携わってきました。元々キャプテンというガラではなかった僕ですが、たくさんの同級生をはじめ、部員みんなに支えられたおかげで、これまでやってこれたように思います。僕がキャプテンをするにあたって、テーマにしたことが大きく2つあります。
 まず1つ目はどうやったらみんながバドミントンに熱中し、好きになるかということです。やはりスポーツである以上うまくならないと面白くないですし、試合には勝ちたいですよね。また1人1人が熱中することがそのままクラブの活気につながるのだと思います。
 もう1つはどうやったらみんながバドミントン以外のことをこのクラブから学べるかということです。僕の高校のバド部顧問の先生がこんなことを言っていました。「お前らはバドミントンで飯を食っていくわけじゃない。だから技術よりもバドミントンを通して得るものをもっと大事にしろ。」とはいっても高校のクラブはかなりだらだら部でしたが(笑)、このクラブは違います。バドに熱心に取り組む中で、最後まで頑張る根性とか、簡単に折れない精神力だとか、人と人のつながり、協調性、礼儀、マナー、思いやりなどを学んでいけるすばらしい部だと思います。
 これらのことが十分にできたかどうかは部員各人によると思いますが、これらは何もこの1年間だけのテーマではないはずですので、幹部を退いた後もさらなる部の発展のために少しでも貢献していきたいと思っています。1年間ありがとうございました。
と、もう幹部終わり的な文面ですが、まだ合宿大会が残されています!幹部最後の仕事に気合十分ですので、特に下級生は気を抜いて和を乱さぬよう心がけて下さい。



◎女子キャプテン:N,T

 春から女子キャプテンをいただいていた高井直子です。
 体調管理が悪く、みんなに支えられて今に至りました。そして、大切なものをいただきました。みんなの優しさをいただき、それに触れることができました。そしてもう一つ、クラブに参加できない歯がゆさ、悔しさから、私は大阪大学医学部バドミントン部が好きなのかと、まさに痛みと共に痛感しました。部員みんなが可愛くて孫を溺愛するおばあちゃんの心境です。これがまた、みんなが(部へ少しでも関わった子全て)愛おしくて困りものなのです。
 狂った様にバドミントンばかりしていた頃には見えなかったものが少し見え、この部を好きになりました。一生懸命バドミントンに取り組むほど、仕事と責任も増え、苦しく感じる子もいるかもしれないですが、その分きっと旨味も味わえるはずと信じております。私はそれを後輩に伝えたいです。今の私はまだ苦しい体調の日もありますが、これを乗り越えたら、きっと少し強く大きな人間になるつもりです。この部を更に少し好きになるでしょう。そうありたいと願っております。そして、このような機会を与えてくれた部とキャプテンをはじめ皆さんに心より感謝を申し上げます。
 最後に、部員それぞれが楽しい毎日を送り、元気で過ごしてくれますように。いつか私に、このご恩返しをさせてもらえますように。



◎会計:C,Y

 一年間会計として幹部をさせていただき、一時はお金がどうなることかと冷汗をかいた(かかせてしまった?)会計ですが、おかげさまで息を吹き返し何とか無事引き継げそうで、ひとまずほっとしています。 自分自身の一年を振り返ると、バドでもそれ以外でもとにかく今年は幹部学年、ということで無駄にテンパったり、張りきったり、かと思えばやる気をなくしたり・・・言い尽くせないくらい多くのことを教えてもらいました。この一年間クラブと深く関わり、同級生をはじめ多くの方とともに時間を過ごした経験は何ものにもかえがたいと思っています。一年間ありがとうございました。



◎主務:Y,K

 1年前、幹部になる前に正直自分のバド技術にとても大きな不安があり、幹部になって色々とアドバイスしたり新入生の指導をしたりしていけるのかと、かなり不安に思っていました。一年が過ぎた今もまだ技術力がない点は変わりません(笑)。が、木曜に運の悪い(?)人に迷惑をかけたりしつつも、自分なりに気付いた点はアドバイスをしてこれたと思うし、気付こうとして「意識して見る」ということを少しは学べたと思います。このことはバドミントンだけでなく、これからも役立つと思うし、とてもいい経験になったと満足しています。
 幹部の仕事としては主務を務めさせてもらいました。幹部交代の時に言った「快適な合宿&大会」が実現できたかどうかはこの原稿を書いてる時点ではまだ不明ですが、夏・春ともに初めての宿での合宿となり新入生以外の方にも新鮮だったと自負しています。一年を通して幹部として、主務として至らぬ点も多々あったと思いますが、それを他山の石として活かしてくれれば幸いです。
 最後に今後について。来年からは気楽になるので多分シャトルの飛びも幾分安定すると思います(笑)。まだまだよろしくお願いします。



◎シャトル係:F,I

 幹部の一年間は短かったです。充実していたということでしょう・・・もう一年シャトル係をと言われれば丁重にお断りしますが(笑)。今年のシャトルはいかがだったでしょうか?会計の関係で一時期かなりの節約をしたおかげでどれだけ普段ぜいたく(?)をしているか、新品シャトルのありがたさを実感してもらえたと思います。僕が一年間シャトル係をしてこれたのは同級生をはじめみんなに手助けしてもらったことがとても大きいです。普段の練習や合宿のシャトルの選別にしても一人でしておられた上の先輩がたの偉大さには頭の下がる思いです。
 この一年で今まで以上にバトミントンとゆうよりはクラブが好きになりました。週に三回も三時間以上の時間を、大勢の人々と同じことをして共有することは、なかなかない素敵なことではないでしょうか。後悔していることは夏に怪我で合宿にいけなかったことと車のトラブルです。怪我はするときにはしてしまうものですが練習前にはしっかりストレッチなどをして怪我をしにくい体にしましょう。車は・・・駐車場代をおしまず必ず駐車場にいれましょう(笑)、駐車場代はガソリンのように必要不可欠なものです。これから車を出す人は違反や事故に気をつけてください。
 一年間ありがとうございました。



◎体育館係:D,M

 一年間体育館係を務めさしていただきました森です。この一年、特に後半期は変更やら改築やらで練習場所も転々としてしまい、遠くて辛かった人も沢山いらっしゃったと思いますが、皆不満もなしに熱心に練習に足を運んでくれたこと、本当に感謝しています。ありがとうございました。
 幹部をし始めた頃のことを思い出すとこの一年は本当に早かった中で非常に充実していたと思います。春の頃は事故にあったり車上荒しにあったり腹壊したり極めつけには肉離れになったりと思い出したくないことばかりでした…特に夏合宿に行けなかったことは本当に残念でなりません。でも夏のあけたころから徐々に運気も回復し無事に過ごせてよかったです。
 練習のなかでも、指導する中で後輩達の熱心さや積極性をみて、逆に学ばされることも多々ありました。いい雰囲気の中で練習ができたと思います。
 このようにもう幹部終了の挨拶をする時期になってしまったんだなーと思うとなんかとても寂しい気がします。その反面まだもっと色んなことができたんじゃないかとか反省すべき点も多々あり、心残りもありますが、残りの期間、精一杯ぼちぼちやっていきたいなと思っています。
 後輩の皆さんも一年や二年や三年は振り返れば一瞬ですので充実していたなと思えるような楽しい生活を送ってください。



◎ホームページ係:N,T

 幹部としては1年、ホームページ係としては2年間やってきたわけですが、昨年とは幹部という意味で、いろいろな重みの違いを感じました。新入生の指導や合宿、大会、様々なことをきっちりこなすことの難しさに不安を抱えながら、ほんとにやりきれるのだろうかと思っていました。しかし、4月にとまどいながら始めた幹部ももう終わってしまうのかと思うと、ちょっと寂しい想いもしている今日このごろです。
 ホームページ係としては、スケジュールの更新や写真のアップなど、地味な仕事ではありますが、新聞係と合わせて、OBOGの方々と現役部員をつなぐ大きな橋渡しであることをOBOG戦のときに聞き、すごく大切な役職をしていることを改めて痛感しました。
 私の個人的な意見ですが、最近イベントの写真は増えつつあるものの、掲示板がうまいこと使われていないと思うので、部活以外の話をするもよし、不特定多数にバドミントンの質問をするもよし、部活の時間に限らず交流を広げる場の一環として、もっと利用してもらえたら、と思います。
 楽しむところは楽しみ、しっかりするところはしっかりする、悪いところは直しつつ、それでもこの部活のよいところは代々伝わっていけば、と思います。



◎ビデオ係:C,I

 フットワークは遅い私ですが、もともと体を動かすことは好きなほうで、この大学に入る前はフィットネスクラブの会員になったり、ヒップホップダンス(!!)教室に通ったりと、運動する機会を持とうと色々やっていました。しかし、私は何かしらの強制力がない状態で一人でコツコツと運動を続けることが苦手な性格であるらしく、これらの活動はあまり長続きしませんでした。今回、バド部で幹部をさせていただいたおかげで、ここn年間(n>10)で最も運動した一年間を過ごすことができ、積年の運動不足も解消できた気がします。練習にお付き合い下さったクラブの皆様、本当にありがとうございました。
 ビデオ係として言いたい事ですが、下級生があまりビデオ活用に関心が無いように見えるのはとても残念な傾向だと思います。確かに家で一人で(?)自分の姿が映ったビデオを見るよりも楽しいことはこの世にたくさんあるかもしれませんが、もっと積極的にビデオをバド上達の手段として活用して欲しいです。百聞は一見に如かず。先輩にいくらフォームを注意されても、なかなか自分ではピンと来ないものです。近々、先輩方の試合が録画された保存版ビデオの目録がホームページに載る予定ですので、よりビデオを利用しやすくなると思います。皆さんこれからもビデオをどんどん活用して下さいね。



◎西医体評議委員:H,F

 幹部を始めた頃は1年が長く感じましたが、終わってみるとあっという間に過ぎ去った1年でした。冬はスキー部の活動を優先してしまい、しかも不覚の怪我で1月〜3月と練習に全く参加できず、申し訳ありません。この1年務めた役職は‘西医体評議委員’でした。クラブに直接関わる仕事ではなかったので、幹部としてクラブに関わるにあたり、クラブの時間を楽しく過ごせるよう心がけたつもりです。私は幹部をやるまで、お世辞にも練習熱心とは言えないほどあまり練習に行っていませんでした。そんな私でも久しぶりに練習に行くと、いつも幹部の皆さんは快く出迎えてくれ居心地の悪さなんて微塵も感じませんでした。幹部として技術面では至らないところだらけなので、せめて楽しく過ごせるような、久しぶりでも来やすいと思えるような雰囲気作りをしたいなと思って、心がけたつもりです。一年間ありがとうございました。



◎副キャプテン兼新聞係:H,K

 今回は後輩の皆さんに、いつもはしにくい長々としたアドバイスをさせてください。もし参考にしてくれる人がいたら幸いです。
 初心者始めの多くの人たちは、練習の量と質について、前者で多くをカバーするというのは中高生と違って難しい点があります。勿論、シャトルを打つ量と上達度は強く関係しており、本練にきっちり来た上で、積極的に自主練する人はどんどんのびます。下級生は特に、お互いにひたすら基礎打ちをする(「今日は3時間基礎打ちだけやったね」という時期も必要)、サーブを何十、何百発打ってみるという事を勧めます。
 ただ、これと同等以上に大切なのが練習の質です。ステップから始まって全ての練習を、流れでやるのではなく常に何か意識することです。特にフットワークや基礎打ちはどれをとっても必ず先輩から何か指導を受けたことがある筈。それを毎回思い出して意識しながら練習するのです。といっても人間は忘れる動物。僕は毎練習後メモを作りました。そうすると2回同じ事を言われたときに気づきやすく、「あぁまた言われてしまった・・・」と反省して、同じところで停滞する無駄を避けることが出来ます。間違いを1つ1つ克服していくことで急速に上達することが可能です。
 他にも、ショットを打つときリストは立っているか、待ちの体勢で膝やかかとはどうか、ラケットを強く握っていないか、こういった大切なポイントを守らずに練習している時間は勿体ないものです。筋トレも、合宿だけでは意味が無いので、必要だと思えば自主的にやることで、必ずショットやフットワークがベースアップすると思います。以上、自戒を込めて。
 後輩の皆さん、クラブ人生は、曲がりくねった道やきつい坂もあるかもしれませんが、色々な関わり方を許してくれる懐の深いクラブであること、そして学生生活をつぎ込むに値する素晴らしいクラブであり、スポーツであるということをぜひ覚えていてください。といっても昔の僕より皆ずっと熱心だから心配要らないかな。期待しています。
 この一年、とても充実していました。そして幹部という貴重な経験をさせてもらって本当に良かったです。同級生たちの協力のお蔭で幹部をやり遂げられた事、本当に感謝していますし、皆の力を改めて知ることができました。本当に良い同級生を持って良かったです。また、最後の最後までクラブに参加してくださった6回生をはじめ、見本となり、またご指導くださった尊敬する先輩方、本当にありがとうございました。今後、少しでも近づけるように努力していきたいです。



<新聞係>

 ごく平凡な新聞でしたが、皆さんが読んでくださってとても嬉しかったし、それなりに作業することもあり、結構大切な意味を持った役職だと気づかされました。力作を投稿してくれた皆さん、ご協力どうもありがとうございました。
 「バド部だより」は今月号をもって終了します。ご愛読ありがとうございました。





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Last updated: 2006/3/16 20:30
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