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バド部だより
                                                   9月号

学II Y,O

 9月になっても暑い日が続いていますね。西医体後しばらく夏休み期間でしたが、今月から本格的に再始動します。
 西医体では、阪大としてはあまり芳しくない結果となってしまいました。ただ負け試合の中にこそ学ぶことが多くあると思いますし、またひとつ貴重な経験ができたと思います。この経験をいかして、今後自分にとって何が足りないのか、何をすべきなのかを冷静に分析し、また一からみんなで努力していきましょう。
 さて秋といえば10月にリーグ戦が控えています。この団体戦は、男子は3複6単、女子は2複3単と各大学の総合力が問われる大会です。今まで団体戦に出られなかった人達にも出場のチャンスはたくさん残されていますので、出場のみを目指すのではなく、阪大の勝利に貢献するんだという強い意思を持って頑張ってください。また、1,2回生は冬に新人戦が控えています。まだまだ先の話だと思っているとあっという間に年を越すことになります。今のうちからしっかりと練習に参加し、基本的な振りやショット、動き方を自分のものにできるよう、積極的に練習しましょう。





大分への行きと帰りに

学I K.O

 今回大分へ行ったルート、帰りのルートは大部分の人と違うルートで行きました。その中でなかなか珍しい体験などもありましたのでそこらへんの話をしようかと思います。
 とりあえず、関西汽船ではなく名門大洋フェリーに乗って、K原さん、もーりーさん、鯖と本隊より少し早く出港。しばらくしてとりあえず夕食。バイキング形式(ラフォーレみたいな)だったのでそれなりの値段でバランス考えて食べるかなーとか考えてる横で、K原さんが店員の人にお替りできるかどうか確認。でもそのわりにK原さんのメニューは酢豚とご飯のみ。まさかとは思いつつ「いただきます」。で、お替りに立ち上がったK原さんの席には全く量の減っていない酢豚の皿…いや、本人に確かめると人参一かけは食べたらしいです。この調子で行くと何杯食べるのかと思っていると今日は自重するとのことで4杯で終了。これで自重なのかとか思っていたらホントでした!朝には毎回お替りに行くのが面倒になって、味噌汁とご飯を二つずつお盆に載せたK原さんが横に座っていました。
 門司に着いて、とりあえず下関へ行こうと電車でもう一回本州上陸。ぶらぶら歩きながら、地図見ながら下関探索。すると何やら南国っぽい木を周囲に生やし、「YP」のマークとともに「POLICE」と書いてある明らかに周囲から浮いてる建物を発見。POLICEとは書いてあるもののこんなものが警察署なわけがないし、何の建物かと思っていると裏の駐車場には本物の警察車両が。それでも信じられず、これはどこかの警備会社に違いないとか必死に考えていたら、もーりーさんが「YPって…山口県警?」。仰るとおりですね!でもどこにも山口県警とは書いてない。YPとしか書いてない!さらに数百メーター進むと海岸の横に明らかに同じフンイキの建物が。真ん中には「YP 下関水上警察」。山口県警は建物に凝ってる。警察に就職するなら山口県警をお勧めします。あんな建物の中で毎日仕事できたら楽しいに違いないです。
 さて、下関の港にやってきた一行にこんな会話がありました。「そういえば髪切ろうと思ってて切る暇無かったんですよね」。と、K原さんも髪を切りたいのこと。そして港には1000円の理容室が!これは切るしかないってことで巌流島の観光を終えた後、鯖ともーりーさんに待ってもらって二人で切りに行きました。隣の席ではK原さんがこのあたりではどの新聞がメジャーなのか質問したりしながら切ってもらっていました。このあたりではさすがですね。
 さて、さっぱりしたところで下関でお昼を食べることになり、いろいろ食べながらうろうろしていると鯨料理の店「鯨屋」を発見。この名前にひっかかりを感じてしまうのが阪大生ですね。K原さんが店のおばちゃんとあれこれ話しながら鯨バーガーを購入すると、ついでに竜田揚げもおまけしてくれました。もうK原さんの独壇場です。結局お昼にはあとふぐ茶漬け(\350)、と雲丹たこ焼き、白子たこ焼きを食べました。たこ焼きはそれらしい匂いしかわからなかったけど。
 お下関条約の名残や壇ノ浦ゆかりの神宮、馬関戦争の跡などを回った後にやっと海峡を渡り、二度目の九州入り。それにしても安徳天皇を鎮める神宮が竜宮城のイメージだったのは気のせいか?海底トンネルの山口と福岡の県境ではお約束のみんなで同時に九州入りを果たしました。下関でかなりの時間を使ったため門司ではあまり寄り道せずぶらぶら歩いてそのまま電車に乗って小倉までついたわけです。
 それにしても髪切ったのをK原さんは気づかれて僕は気づかれなかったのは寂しかった…

 次は帰りのお話を。ホテルで解散した後とりあえず最終日の試合を見に会場へ。昼間で試合を見た後、他の人たちと別れてO幡さん、K原さん、鯖とともに別府駅へ向かいました。観光案内所でお勧めの温泉を聞き、バスに乗って出発したのはいいのですが…バス停がどれか忘れてました!なんか山の中に入っていくなーとか思ってたら停留所過ぎてしまいました。それまでのバス停の間隔からすると次のバス停まで行って戻ってもいいやと思い、四人で笑いながら次のバス停で降りようとしていると、次のバス停になかなか着かないのです。行けども行けどもつかなくて、いったんは静まりかけた笑いが止まりません。ハハハハハ…
 隣の山まで行ってやっと停留所があったためとりあえず降りてみると、そこには道路を舗装中なのか片道通行になった道とぽつんと立った老人ホームのみ。反対側の停留所で笑いが止まらない四人を不審そうな目で通っていく車の人たち。しかも片道通行のため僕らの横で車が停止するから余計タチが悪い。炎天下の中バスは後三十分来ないしさっきから冷たい視線が横を通っていくし。ここは一発、うでを伸ばして親指立ててヒッチハイク。って未だ笑いの止まらない不審な人間を乗せてくれるわけも無いかと思っていたら、一台のバンがこちらに寄ってきて止まってくれました。事情を話すと快くOKしてくださり、バンの荷台に乗り込んで連れて行ってもらいました。「寿司屋その」さん、有難うございます。ヒッチハイクなんてこの先経験できるんでしょうか。やっとこさ着いた温泉はさすがにお勧めだけあって、風呂も洗い場も全部露天!場所が高いため見晴らしもよく、人も少ないため気持ちよくすごせました。
 とまあ、今回の旅は名所旧跡をかなり見て回ったりしたにもかかわらずなぜか山口県警とヒッチハイクしたことが最も印象に残った旅となりました。このたび主に計画を立ててくださったK原さん、こんなこと言ってすいません。でも非常に楽しく過ごさせていただきました。


<新聞係>
今回はO君が何と立候補で自発的に書いてくれました。新聞係の登場が多いですが(なんでかな?)、別に書けと言ったわけじゃないですよ。まあ男だけだとこういうアホな旅になることは往々にしてあるものです。面白かったです。
「自分たちの九州道中の方が面白いぞ!」という方、「何でもいいからとにかく書くぞ!」という方など内容問いませんので投稿を歓迎します。



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Last updated: 2005/9/27 0:56
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