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ちょっと一息(仮)
                                                   9月号

学II J.M

 大会後の長期オフで皆さん思い思いの夏を過ごされたことと思います。オリンピックの見すぎで体内時計をアテネに合わしています、という人も多々いるのではないでしょうか?
西医体では緊張から本来の実力を発揮できなかった人が多かったように思います。オリンピックでメダルを確実視されていた一流選手ですら、落下したり思わぬ伏兵に敗れたりするわけですから、我々が緊張するのは言ってみれば当然です。そんな状況の中で早く自分の調子を取り戻すためにも、まずはその日のシャトルにすぐ適応することを心がけてください。その練習は普段の基礎打ちから。自分では気づかないような微妙な腕の降りの違いや気候の変化も、シャトルの飛び具合を大きく変えています。打点を高くしつつもクリアは単複のロングサービスラインの間、ドロップはショートサービスライン付近を意識してください(クリアならば相手が右足を着いたポイントがシャトルの落ちる地点です)。クリアをバックアウトにしたりドロップをネットに引っ掛けることほど、自分が凹んで相手にとって楽なものはありません。また男子ダブルスを見ていて感じたことですが、阪大はショートサーブのレシーブが上手いため、ロングサーブで崩されるケースが目立ちました。これについてはいずれメニューで取り上げる予定です。
秋リーグも1ヶ月前となってきました。男子3複6単、女子2複3単と、出場のチャンスは広いので下級生もどしどし狙うように。キャプの胸をときめかすような熱〜いゲーム練を期待しています。





ハプニング連発の香川西医体

学U K.I

 なんと三年ぶりの執筆です。確か当時は、私の宴会記録を書いた覚えがあります。あれから年月が流れ、自分なりに成長を遂げたつもりでしたが、どうやらあまり変わっていなかった様子です。そんな私の、香川での西医体の思い出を、連載でお送りしたいと思います。
 第一編?大阪to香川?
 我々幹部はキャプ会に出席するために、みなより一日早く、土曜日の部活後に池中・小笠原二人の車にて、幹部+小幡・笠原・高井を乗せて香川に向かいました。ちょうど珍しく東から西へと走る台風が大阪を通り過ぎて、雨もだいぶやんだ様子でした。
 小笠原とは徳島でまた落ち合うことにして、別のルートでいったわけでした。当然私としては、小笠原カーよりも早く着きたい!(このあたりが私らしいですね)ので、かなりいそいだものです。車道を横切ろうとした危ない人には容赦ないクラクションを鳴らしました。(10秒くらい?)単線の道でのんびりと走る車に怒りを覚え、その時できた名言が「これは経済犯や!!」でした。となりにいた笠原君も徐々に私に同感をしてきて、ふたりで叫んでましたね。
 そんなこんなで高速に乗り、淡路島に向かっていったわけですが、徐々に雨が降ってきました。風が鳴り響いてきました。台風が近づいてきた?? いや、私たちが台風に追いついて突入したんですね。(そう今回の台風は東から西へ)瀬戸大橋が通行止めになったというニュースを聞いて、さらにアクセルを踏み込み、(なぜ?)推定170kmで鳴門大橋をかけぬけ、とばすこと大阪を出て約一時間半(あまりに早い到着に驚きました)、無事に徳島に着きました。となりの笠原君には覆○パトがいないかをチェックしてもらい大変助かりました。
 徳島では小笠原カーの到着を40分くらい待ち、その後そろって徳島ラーメンを食べに行きました。うまかった!その道中にも歩道疾走疑惑や、一方通行逆送疑惑があったようななかったような。地図もナビもない小笠原カーは私の後方を走っていたのですが、あれではついていけないと怒られたものです。
 短い徳島観光も終え、みなでキャプテンのご家族が待つ香川は屋島へと、11号線で行きました。その道中はひたすら10台ほど前を走るトラックへの不平不満をささやいていました。そのトラックの前に全く車はなく、そのトラックの責任で、後ろには長蛇の列。これって経済犯ですよね?(そんなことはない?)
 なんとかそのトラックを抜きたいと四苦八苦し、走ること一時間半、もう高松に着いてしまうというところで、なんとか抜き去りに成功いたしました。歓喜のクラクションも忘れずに残していきました。(これはやりすぎたかなと反省しております)
 私の記憶が正しければ、11号線も一本道のはずですが、到着してみれば小笠原カーとは30分以上の差が出来ていました。
 こうして大阪から縦横無尽に香川にもう一つの台風が到来していたわけですが、このときの私には、その後に訪れる恐怖の瞬間の、カウントダウンがすでに始まっていたとは知るよしもありませんでした。そうあの“ぴか!!”の瞬間が…。

 次回は池中台風in松田邸 でお送りしたいと思います。



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Last updated: 2004/10/24 22:23
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