2月号
学2 岩本
凍えるように寒い日が続いていますね。こういう季節には体もなかなか温まりにくく怪我もしやすくなるので、しっかりアップをするよう心がけましょう。
練習でも長めに、そして速めに(?)ランニングをするようにしています。
先月は、新人戦がありました。残念なことに、どうやら自分の力を精一杯出し切れなかった人が多かったようです。応援していて思ったことは、まず心の持ち様
でしょうか。緊張している中で思い切ってプレーすることの難しさを感じてくれたと思います。実際のバドミントンで気づいたことは、みんなスマッシュレシーブ
が甘いということです。待つ時の体勢が悪いという点と、スマッシュをネット前に落として返す発想がないという点が考えられます。ということで、この間から
基礎打ちの「スマッシュ」の後に「スマッシュ&ネット」を取り入れました。ここでスマッシュに対する対処を体で覚えるようにして下さい。もちろん、分から
ないことがあれば先輩を捕まえて聞いてくれたらいいです。
さて、来月は合宿と春の大会があります。我々幹部としては最後の大仕事となるわけですが、それに向けて調子があがっていくように色々メニューを考えて
頑張っていくつもりです。また、春の大会は主管ということもあって皆さんに色々手伝ってもらうことがあるでしょうが、よろしくお願いします。
抱負
教1 占部真貴子
誰でも一つや二つ苦手なものやどうしても克服できないものがあると思います。私の場合、どうしても苦手なものというのは2つあります。それは、お化けと注射
です。後者は医学部に入学した以上何とかしなくては、と思っているのですが今なお克服することができていません。
苦手、というのはどれぐらいのレベルかといいますと、まず消毒のアルコールの香りがしてきた時点で軽い貧血に見舞われます。
その後は、顔は真っ青になりがしゃべれなくなりますので、注射中に叫び声をあげるということはないですが普段うるさい分周りの人にはかなり不気味な光景
に映るようですね。
これでもまだマシになったほうで、小学校の時は脱走を図り看護婦さんに押さえつけられながら注射を受けたこともあります(一回だけですよ!)
まあ、マシになったとは申しましても注射予定日の2週間くらい前からは眠れなくなりますけれど。
そういうわけですので去年のように受験を控え、周りがインフルエンザの予防接種を受ける中私は予防接種なし、というかなり無謀な選択を押し通しました。
(←家で泣くわ暴れるわの大立ち回りを・・)
予防接種は一応回避できたものの、もしかかってしまったら解熱の注射を受けなくてはならなくなるだろうし、予防接種もやっぱり受けろということになるかも
しれない!と、(本人は)かなりの危機感をもって、日々手洗いとうがいに精を出しておりました。
そのおかげかはたまた恐怖心のなせる技か、秋冬とインフルエンの予防接種を受けた友人たちがインフルエンザにかかり倒れる中、インフルエンザどころか
風邪さえ引かずに元気に過ごせることとなりました。よかった・・・。
こんなことで採血練習や幹部の皆さんが受けておられる予防接種の嵐に耐えられるはずがありません。ので、密かに悩んでおります。
もうひとつのお化けの方ですがこれもかなり筋金入りのようです。
お化けに対する恐怖心というものは、年をおうごとになくなっていくもののようなのですが・・・。妖怪は大丈夫なのに、お化けは本当にだめですね。
家中で起きているのが私だけになってしまい、なおかつ一階から二階の自分の部屋に電気を順に消しながら上がらなくてはならない時などは、後ろを何度も振り返り
ながら泥棒のようにコソコソそろそろと歩いていきます。どうしてもだめだったら諦めて一階のソファーなどで寝て、明け方になってから二階に上がるのですが、
最近はなかなか夜があけないのでおどおどしながら自分の部屋に戻っています。春が待ち遠しいですね。きっとこんなに切実に春を待っているのは、冬眠中の熊と
私くらいのものでしょう。
夜寝るときもいまだに電気がなかなか消せなかったりします。特に、(見なければいいのに)世にも奇妙な物語とかリングとかを見てしまった後などは。
よくある怖がりの怖い物好きというやつです。一度痛い目を見てからは反省してあまり怖いものには手を出さないようにしています。去年好奇心で呼んだホラー
で一週間眠れなくなるという体験をしましたので・・。
待ち遠しい春はもうすぐそこまで迫ってきています。あと少しで私達一回生も(上手くいけば)一つ学年があがり、新一回生を迎えることとなります。新しい
一回生を迎える春はとても待ち遠しいものですが反面、六回生の方々のご卒業を意味しますのでもさみしい季節でもあります。私たちよりも先輩方のほうがきっと
この思いは強いでしょう。一年間先輩方にはたくさんのご指導を頂き、本当にありがとうございました。そして、そのご指導を徒で返すかのような無礼の数々・・
大変失礼致しました。来年度は私も成人式を向かえ、世間的には大人ということになりますので、今年度一年間の反省を胸にこっそりひっそり目立たない落ち着いた
人間になります。必ず。そして、新一回生にしっかりと先輩の風格を見せられるよう、S先輩やY先輩を目標に頑張りたいですね。とにかく、私達もついに甘やかして
頂ける一回生ではなくなりますのでピリッと頑張りたいと思います!バドの方はどうにかこうにか自分の力で一勝をあげたいです。最後になりましたが、先輩方、
どうぞこれからもご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
INTERVAL
さて、このコーナーも今月で最後です。一年間拙い文章につきあっていただきありがとうございました。今月は何について書こうかと迷ったのですが、ちょうど
今月号のバドミントンマガジンにダブルスの3打目についてのコーナーがあったので、それに私見をまじえて、紹介したいと思います。興味のある人、上手く
なりたい人はバドマガの方も読んでみてください。とても勉強になるのではないかと思います。
サービスレシーブ(ショートサービスに対して)
基本的には以下の4種類のショットが考えられると思います。
- プッシュ
- ハーフに落とす
- ネットに切って前衛に上げさせる
- 奥までロブを上げる
まず1ですが、理想的なのは甘いサービスをサーバーのボディめがけて打ち込むこと。これは一発で決めることができます。
そこまで甘くなければ後衛にレシーブさせるように打ち込みます。ねらいとしては、バック側、フォア側そしてボディです。
この中で皆さんはバック側をよく打つのではないでしょうか。確かに、医学部レベルではバックハンドの苦手な選手が多く、
決まりやすいと思います。そういう人が相手ならバック側を徹底的に狙っても良いでしょう。それから、バック側は高さも
変えて打つと相手も戸惑うことでしょう。
しかし、上手な人はそこからいろいろなショットを打ち分けてくるわけです。ストレートだけでなくクロスにも打ってきます。そういう
相手にはボディ(特に右脇など)が有効です。一発では決まりにくいと思いますが、リスクの低いショットでラリーを優位に進める事
も大切です。
あとはフォア側ですがこのコースは高さを間違えると大変なことになります。必ず沈めることを意識しましょう。また、少し難しい
技術ですが、打つ瞬間にラケットの面を変えたり、スライスしたりすると非常に効果的です。チャレンジしてみてください。
浮いたサーブに対しては、積極的にたたきにいっていいと思いますが、難しいのはいいサーブを打たれたときの対処です。特に1,
2年生はサービスレシーブを安易に上げてしまう人が多い。こういうときに、上げずに2や3といったショットが打てれば全然違って
きます。2のハーフ球ですが、これはなかなかいいコースに打つのが難しく、決まりにくい。しかし、相手にプッシュだけではないぞ、
と思わせるという点においても重要なショットでしょう。ハーフに打つときに一番大切なのは前衛に触られないということ。そして、
しっかりと沈めて後衛にあげさせることです。3のネットに切るのは確かに危険なのですが、打ってほしいと思います。相手に高い
位置で取られると苦しい展開になってしまうので、絶対に浮かないようにしましょう。
本当にいいサーブを打たれたら、ロブを上げるしかありません。その時もただ漫然と上げるのではなく、フォア奥もしくはバック奥
にしっかり上げましょう。
もちろんいろいろなコースを狙うのは大事ですが、足をしっかり入れて打つということを決しておろそかにしないように。
3球目の配球
一番いい展開は相手が上げてくれた場合。その時はガンガンスマッシュで攻めていきましょう。
しかし、サーブをプッシュされた時は、サーバー側は下から打たなければならない状況にあることが多いと思います。ダブルスで得点
を重ねていくためには、ここからの展開が非常に大事です。(以下、配布される新聞を参照してください)
図1は、サーバー側からの理想のパターンです。レシーバーはCにハーフ球を打とうとするのですが、少し甘くなった場合、
サーバーは、すかさずプッシュ、スマッシュを打ち込みましょう。サーブを打った後、ボーっと突っ立っている人をよく練習で
見ますが、しっかり次の準備をしておきましょう。
図2はハーフ球をAに返された時の処理です。できるだけ、上げないで処理することを意識しましょう。
図3のようにAの地点に返され、後衛が前でさばけないときは、ストレートにクリアーを打って、リセットしましょう。ただ、後衛が
B地点で捕らえることができたら、ドライブで攻め込みましょう。ねらい所はストレート、センター、クロスです。せっかくの
チャンスですから、浮かないように丁寧にうちましょう。
図4,5,6はロングサービスを打ったときの展開です。ロングも何も考えずに打つのではなく、次を想定して打ちましょう。こちら
の狙ったところにスマッシュを打たせる事ができれば、ピンチはチャンスになるのです。
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