ばど通信　2001年2月号

　毎年新人戦の日は寒くなるというのは、どうやら偶然ではないようです。ここ数年体験したことのない大寒波が訪れているとのこと。寒くなるほどなかなか体が温まりませんから、ストレッチ、アップには十分に時間をかけて、筋肉をほぐしてください。
　普段の練習についてですが、１２月から水曜の練習内容を変えました。これまでのように、普通に基礎打ちしたあと試合形式にして終わるのではなく、グループを作って基礎打ちをして、そのあと基礎的なノックを加えるようにしています。これは他の曜日の練習ではなかなかそういった時間をとりにくく、１・２回生をまとめて教える時間がないために企画したものです。上手な先輩をつかまえて練習中に生じた疑問をガンガン聞くと良いでしょう。それに伴い、木曜の練習を「うまい人がさらにうまくなるための練習」にするようにします。１・２回生が参加する際には、そういった練習の中から自分にとって有用なものを汲み取るようにして下さい。
　２月はこれといったイベントはありませんが、３月の初旬に京大との練習試合が入ります。また２月にも別の練習試合が入るかもしれません。今後のお知らせに注意してください。

・2月21日に片山体育館で練習があります。
　　　　片山体育館は駐車場があるのですが満車なことが多いそうなのでなるべく、電車で来るようにして下さい。阪大の団体として申し込んでいるのでユニフォームOKです。
　　　　ここは、準備、片付け、モップ掛けなどは必要です。

　　　　場所
　　　　　阪急千里線　豊津駅（淡路から北へ３つ目の駅）
　　　　　東へ徒歩５分（改札を出て左へ）
　　　　　http://www5.lunartecs.ne.jp/~bado/sotsu/katayama.html（曽束氏作成の地図があります）

・2月11日(日)に京都府立医大で練習試合をすることになりました。

　バド部のコラムを書くのは、始めての加藤です。今回は僕の大好きな東南アジアについて書きたいと思います。皆さんが旅行したいと思う動機となれば幸いです。
　僕がはじめてアジアを旅行したのは、１回生の夏休みにタイに旅行した時でした。生まれて初めてアジアを旅行し、欧米には見られない想像を絶する熱気、大衆のパワーの虜となり、以来毎年アジアを旅行しています。２回生の夏は、ベトナムを選びました。都市部では、熱気にまみれ、新しい高層ビルなどの建設が次々と進んでいますが、田舎に行くとまだまだのんびりしており、美しい風景が残されています。特にフエという町は、ベトナム最古の王朝である院朝の遺跡が残る町であり、雰囲気が柔らかで風景は絶品です。今度ベトナムに行こうと考えておられる方は、是非とも都市（ホーチミン市やハノイ）と田舎（フエやホイアン）を組み合わせてください。田舎から都市への変遷がよくわかります。
　旅行していると、その国の名所旧跡、生活する人達の雰囲気を楽しむことができ、大変面白いですが、僕の中でかなりウエートを占めているのが、食べ物です。これは国によってオリジナリティーがある最たるもので、ベトナムのお薦めは、まずフォーです。これは日本でいうところのうどんですが、うどんにもラーメンにもない新たな麺テイストが楽しめます。日本でもお馴染みのゴイ・クン（ベトナム風生春巻き）も本場はおいしいです。付けだれが日本とは違って本格派なのでこれも外せません。そして孵化直前のアヒルの卵ホビロンも濃厚な味です。最初はみんな気味悪がり敬遠しますが、一旦食べると病みつきになる人も多いようです。デザートですが、甘味類でもベトナムは強い（ここが女性には一番重要？）。コクとまろやかさが絶品のプリンとヨーグルト、やばいくらいおいしいココナッツアイスと挙げたらきりがありません。しかもこれらが露店で非常に安く食べられます。一回の食事で300円ぐらいでしょう。
　とまあ、食べ物を例にとるだけでも長くなってしまうくらい楽しいことがアジアにはたくさんあります。治安もラオス以外はまず大丈夫でしょう。女性の観光客も増えていますし、みなさん是非一度訪ねてみてください。ベトナムだけでもまだまだ書きたいことがありますが、今回はこれまでにしたいと思います。またカンボジアについて書きたいなあ。