第31回日本聴神経腫瘍研究会を開催させていただきました。
いました。

 2022年7月30日に大田区産業プラザ(PiO)にて、第31回日本聴神経腫瘍研究会を     開催させていただきました。
 ここ2年間、完全オンライン開催を余儀なくされてきた本研究会ですが、今年も       残念ながら第7波とぶつかってしまいましたが、現地とオンラインのハイブリッド         形式で行うことができました。
 会のテーマを「聴神経腫瘍・小脳橋角部腫瘍の手術適応・治療適応」とさせて        頂き、各医師、各病院、各診療科で統一されていない現状を踏まえ、専門家たち       によるパネルディスカッションを本会の目玉として組みました。また、脳外科医が       意外に理解の浅い顔面神経麻痺の外科治療に関する教育講演(形成外科の         渡辺頼勝先生と脳神経外科の 澤村豊先生、さらに福島孝徳先生による            ランチョンセミナー「最先端テクニックと全治への道」と盛りだくさんの内容と           なりました。
 今回は、2つの「初の試み」が盛り込まれており、1つは、日本顔面神経学会          (会長は東邦大学形成外科・林明照教授)との合同開催で、顔面神経と深い        関係性を有する 聴神経腫瘍に関して合同開催は意義のあるものと考えられました。    もう一つの初は、日本聴神経腫瘍研究会が新体制となって初の学術集会となる点で、    本研究会は昨年、会員登録や年会費徴収を行う通常の学会・研究会と同じ形式に      昨年生まれ変わりました。ご興味のある先生におかれましたは、是非、研究会の       本体にも会員登録をお願いいたします。
 毎年、100-130名の参加者のある本研究会ですが、今回は、久しぶりの現地開催、    顔面神経学会との合同開催などもあって本研究会だけで256名のご参加            (現地146名、オンライン110名)と通常の倍のご参加を頂きました。ご参加者だけで     なく、運営事務局を務めてくださった春恒社さん、両教室のメンバーにも、この場を      お借りして、皆様の温かいお気持ちに感謝申し上げます。                     誠にありがとうございました。                                                                  
         mkouno-nsu@umin.ac.jp