お知らせ

江橋節郎賞

第9回江橋節郎賞決定のお知らせ

公益社団法人日本薬理学会江橋節郎賞は,本会名誉会員故江橋節郎先生の生命科学への貢献を末永く顕彰するため平成19年に創設され,独創的,飛躍的な業績をあげ,薬理学の進歩に大きく貢献した会員に授与してまいりました.
学会外有識者を含めた選考委員会において第9回受賞者は京都大学 森 泰生 教授に決定いたしました.
森教授は一貫してカルシウム透過性チャネルの分子実体と機能解明に取り組み,電位依存性カルシウムチャネルで多くの業績を挙げてきました.また,新規TRP(transient receptor potential)チャネルにより細胞内酸化還元状態や環境中の分子状酸素レベルなど環境変化のセンシングや炎症応答制御を明らかにし,新たな創薬標的となりうるチャネルを発見するなど先駆的な研究を展開しています.これらの研究成果は薬理学の発展に寄与するだけでなく,薬理学と関係が深い新規学術分野も積極的に先導するものと評価されています.
受賞講演は第89回年会(3月9日〜11日,パシフィコ横浜会議センター)二日目の3月10日午後に行われます.


第9回(2015年)(受賞講演:2016年3月 第89回年会
森  泰生 教授(京都大学大学院 地球環境学堂及び工学研究科)
Ca2+チャネルの分子実体の同定とそれを基盤とする薬理・生理学的探究
comment
第9回江橋節郎賞を受賞して
第8回(2014年)(受賞講演:2015年3月 第88回年会
貝淵 弘三 教授(名古屋大学大学院医学系研究科 神経情報薬理学講座)
細胞の収縮,遊走と極性を制御するメカニズム
comment
第8回江橋節郎賞を受賞して
第7回(2013年)(受賞講演:2014年3月 第87回年会
金井 好克 教授(大阪大学大学院医学系研究科 生体システム薬理)
トランスポーターの分子実体の解明と分子標的創薬への応用
comment
第7回江橋節郎賞を受賞して
第6回(2012年)(受賞講演:2013年3月 第86回年会
飯野 正光 教授(東京大学大学院医学系研究科 細胞分子薬理)
カルシウムシグナルの時空間動態と機能
comment
第6回江橋節郎賞を受賞して
第5回(2011年)(受賞講演:2012年3月 第85回年会
成宮 周 教授(京都大学大学院医学研究科 神経・細胞薬理学分野)
プロスタグランジン受容体と低分子量G蛋白質Rhoの研究
comment 第5回江橋節郎賞を受賞して
第4回(2010年)(受賞講演は,第 84回年会(2011年3月22~24日,パシフィコ横浜)にて行われる予定であったが,東日本大震災により集会中止となった.)
三品 昌美 教授(東京大学大学院医学系研究科分子神経生物学分野)
グルタミン酸受容体と脳機能
comment 第4回江橋節郎賞を受賞して
第3回(2009年)(受賞講演:2010年3月第83回年会)
井上 和秀 教授(九州大学大学院薬学研究院薬理学分野)
ATP受容体の生理機能に関する神経薬理学的研究
comment 第3回江橋節郎賞を受賞して
第2回(2008年)(受賞講演:2009年3月第82回年会)
山中 伸弥 教授(京都大学・物質-細胞統合システム拠点 再生医科学研究所 センター長)
体細胞の初期化による多能性幹細胞 (iPS細胞) の樹立
comment 第2回江橋節郎賞受賞講演
第1回(2007年)(受賞講演:2008年3月第81回年会)
真崎 知生 教授(東京女子医科大学特認教授,筑波大学名誉教授,京都大学名誉教授 )
血管平滑筋・内皮細胞の分子薬理学的解析-エンドセリンと酸化LDL受容体の発見
comment 第1回江橋節郎賞を受賞して

このページの先頭へ