お知らせ

江橋節郎賞

第10回江橋節郎賞決定のお知らせ
日本薬理学会江橋節郎賞は,本会名誉会員故江橋節郎先生の生命科学への貢献を末永く顕彰するため平成19年に創設され,独創的,飛躍的な業績をあげ,薬理学の進歩に大きく貢献した会員に授与してまいりました.
薬理学の振興という本賞創設の趣旨に則り,学会外有識者を含めた選考委員会において,第10回受賞者に東京大学の 池谷 裕二 教授を決定いたしました.
池谷教授は脳回路の可塑性とその病態メカニズムに関して 1)脳回路網の正常な発達と異常化,2)脳回路活動を光生理学的に測定する機能解明,の二点について体系的かつ多角的な成果を挙げています.脳回路の形成プロセスを経時観察できる実験系を確立し,BDNFとGABAの異常信号が異所性回路を誘導し,将来のてんかんの危険因子となることを突き止めたことは医薬分野に大きな影響を与えました.また神経細胞の発火に伴う細胞内カルシウムイオン上昇を蛍光画像で捉える「多ニューロンカルシウム画像法」を高速・大規模化し,取得したビッグデータに独自な数理解析を施すことで多くの脳回路原理を発見して世界をリードしています.
研究成果のアウトリーチ活動にも注力されており,池谷教授の受賞は薬理学の発展のみならず,多くの若者を薬理学の分野に誘う等本会の活性化にさらに大きく貢献されることでしょう.
受賞講演は第90回年会二日目の3月16日午後に長崎ブリックホールで行われます..


第10回(2016年)(受賞講演:2017年3月第90回年会
池谷 裕二 教授(東京大学大学院薬学系研究科)
脳回路機能の可塑性と病態に関する研究
第9回(2015年)(受賞講演:2016年3月 第89回年会
森  泰生 教授(京都大学大学院 地球環境学堂及び工学研究科)
Ca2+チャネルの分子実体の同定とそれを基盤とする薬理・生理学的探究
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第9回江橋節郎賞を受賞して
第8回(2014年)(受賞講演:2015年3月 第88回年会
貝淵 弘三 教授(名古屋大学大学院医学系研究科 神経情報薬理学講座)
細胞の収縮,遊走と極性を制御するメカニズム
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第8回江橋節郎賞を受賞して
第7回(2013年)(受賞講演:2014年3月 第87回年会
金井 好克 教授(大阪大学大学院医学系研究科 生体システム薬理)
トランスポーターの分子実体の解明と分子標的創薬への応用
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第7回江橋節郎賞を受賞して
第6回(2012年)(受賞講演:2013年3月 第86回年会
飯野 正光 教授(東京大学大学院医学系研究科 細胞分子薬理)
カルシウムシグナルの時空間動態と機能
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第6回江橋節郎賞を受賞して
第5回(2011年)(受賞講演:2012年3月 第85回年会
成宮 周 教授(京都大学大学院医学研究科 神経・細胞薬理学分野)
プロスタグランジン受容体と低分子量G蛋白質Rhoの研究
comment 第5回江橋節郎賞を受賞して
第4回(2010年)(受賞講演は,第 84回年会(2011年3月22~24日,パシフィコ横浜)にて行われる予定であったが,東日本大震災により集会中止となった.)
三品 昌美 教授(東京大学大学院医学系研究科分子神経生物学分野)
グルタミン酸受容体と脳機能
comment 第4回江橋節郎賞を受賞して
第3回(2009年)(受賞講演:2010年3月第83回年会)
井上 和秀 教授(九州大学大学院薬学研究院薬理学分野)
ATP受容体の生理機能に関する神経薬理学的研究
comment 第3回江橋節郎賞を受賞して
第2回(2008年)(受賞講演:2009年3月第82回年会)
山中 伸弥 教授(京都大学・物質-細胞統合システム拠点 再生医科学研究所 センター長)
体細胞の初期化による多能性幹細胞 (iPS細胞) の樹立
comment 第2回江橋節郎賞受賞講演
第1回(2007年)(受賞講演:2008年3月第81回年会)
真崎 知生 教授(東京女子医科大学特認教授,筑波大学名誉教授,京都大学名誉教授 )
血管平滑筋・内皮細胞の分子薬理学的解析-エンドセリンと酸化LDL受容体の発見
comment 第1回江橋節郎賞を受賞して

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