お知らせ

江橋節郎賞

第5回江橋節郎賞決定のお知らせ

公益社団法人日本薬理学会江橋節郎賞は、本会名誉会員故江橋節郎先生の生命科学への貢献を末永く顕彰するため平成19年に創設され、独創的、飛躍的な業績をあげ、薬理学の進歩に大きく貢献した会員に授与されます。学会外有識者を含めた選考委員会において、第5回受賞者は京都大学 成宮 周教授に決定されました。
 成宮教授は基礎研究活動を京都大学において、主に脂質代謝・脂質メディエータに関する生化学的薬理学分野で展開されてこられました。世界に先駆け数々のプロスタノイド(PG)受容体のクローニングに成功し、さらにPG受容体遺伝子改変動物を用いて、脂質メディエータの生体機能を次々に解明されました。同時に低分子量G蛋白質Rho及びRhoキナーゼについても、顕著な業績を上げられました。特にこれらの生体分子と疾患の関連解明において、分子レベルから個体動物での解析まで、そして基礎から創薬・臨床医学への応用まで、大きなスケールで研究を展開され、確固たる業績を上げられてきました。競争の厳しい領域において、世界をリードする成宮教授の研究成果は、今後さらに重要性を増し、薬理学の発展に極めて大きな役割を果たすものと考えられます。
 受賞講演は3月開催の第85回年会(3月14日〜16日,国立京都国際会館)第2日目の3月15日午後に行われます。


第5回(2011年)(受賞講演:2012年3月 第85回年会
成宮 周 教授(京都大学大学院医学研究科 神経・細胞薬理学分野)
プロスタグランジン受容体と低分子量G蛋白質Rhoの研究
第4回(2010年)(受賞講演は,第 84回年会(2011年3月22〜24日,パシフィコ横浜)にて行われる予定であったが,東日本大震災により集会中止となった.)
三品 昌美 教授(東京大学大学院医学系研究科分子神経生物学分野)
グルタミン酸受容体と脳機能
comment 第4回江橋節郎賞を受賞して
第3回(2009年)(受賞講演:2010年3月第83回年会)
井上 和秀 教授(九州大学大学院薬学研究院薬理学分野)
ATP受容体の生理機能に関する神経薬理学的研究
comment 第3回江橋節郎賞を受賞して
第2回(2008年)(受賞講演:2009年3月第82回年会)
山中 伸弥 教授(京都大学・物質-細胞統合システム拠点 再生医科学研究所 センター長)
体細胞の初期化による多能性幹細胞 (iPS細胞) の樹立
comment 第2回江橋節郎賞受賞講演
第1回(2007年)(受賞講演:2008年3月第81回年会)
真崎 知生 教授(東京女子医科大学特認教授,筑波大学名誉教授,京都大学名誉教授 )
エンドセリンと内皮障害
comment 第1回江橋節郎賞を受賞して

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