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KODAMA'S (NEW) WORLD

節制もできずにハンバーガーやフライドポテトを食べ過ぎた責任は 自分にはない、世間が悪い、他人が悪い、企業が悪いとする風潮は、 "戦後民主主義"の典型のようなものである。

---産経抄2003年1月25日

「だって、人生は顔だと思う。男の人とつきあえるかどうかは顔で決まる。 中身なんて、いくらでも変えられるじゃないですか?」

---「いま子どもたちは--よそおう5」朝日新聞2011年1月25日


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この日の出来事


25/Jan/2013 (Friday/vendredi/Freitag)

不動産契約、研究会の相談、某府警訪問など

今日はいろいろ印象深いことがあったので一つに絞れない。

定時起床。娘とFaceTimeしながらシリアル、朝刊。シャワー。

午前中は四条烏丸の某不動産屋で契約書作成の手続。無事に3月からの引越し先 が決まった。

お昼ごろにバスで大学へ。某生協購買部で27インチiMacを注文しようとしたら、 年度内には入手できませんと言われた。よく売れているようだ。

お昼すぎ、いったん研究室に行き雑用をしてから、某氏の研究室へ。4月の某ワー クショップの相談。

昼下がり、某氏と中央食堂で遅めの昼食。それから少しだけ研究室で雑用。

夕方、タクシーで丸太町に移動し、某先生らと某府警を訪問。偉い人々に挨拶 をしたあと、しばらくディスカッション。

夜、丸山公園の方に移動して、さらにディスカッション。勉強になった。

夜中、某氏らと四条川端で簡単な二次会をしてから解散。歩いて帰宅。

帰宅するといろいろメールが。まあもう酔っぱらっているので寝るべし。


25/Jan/2012 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

非常勤など

良く寝て定時起床。ごみ出し、髭剃り、朝食。少し喉が痛い。

某娘を保育園に送って、本三駅前の喫茶店でしばらく思索と雑用。お昼前に大 学に行き、某院生の指導を少し。お昼はそのときにパンを食べる。

お昼すぎ、タクシーで高田馬場へ移動。某英書講読の授業。無事終了。

昼下がり、しばらく雑用。夕方、バイオエシックスの試験。こちらも無事終了。 あとは採点のみ。

夜、しばらく大隈講堂の某喫茶店でchill outしてからバスで帰宅。夕食。

夜中、娘を風呂に入れ、食器を洗う。もう眠いし風邪を引きそうなので寝るべし。

娘は今日で9ヶ月になった。まだハイハイも立つこともしていないが、順調に 育っている(本日、右足のアザについて二回目の治療を受けたようだが)。怪我 をさせないように注意しよう。

Argumentative theory、この記事で初めて知った。 ものすごくexcitingな展開になっているようだ。 たしかに、われわれの認知にこれだけバイアスが多くなってくると、 元々の前提に問題があるのではないかという話になる。 天動説で周転円とかいろいろ作っているようなものだ。 むしろ、バイアスをバイアスと考えず、より包括的な理論の転換を図った方が よいということになる。まさにパラダイムチェンジだな。本当に起こるんだろ うか。 ひさしぶりに地面が揺れるぐらいの知的興奮を味わえる勉強をした。

「科学が社会的プロセスとしてうまく機能するのは、協力してお互いの推論に 見られる欠点を見つけることができるからだ。われわれは自分の推論に含まれ る問題はあまり上手に見つけることができない。だが、他人とはそのために存 在するのだーーーわれわれを批判してくれる存在として。そして協力すれば、 真理が発見されることが期待される」J・ハイト


25/Jan/2011 (Tuesday/mardi/Dienstag)

真夜中

定時起床。シャワー、朝食。

定時出勤。午前中は某図書館で雑用もこなしながら読書。クオリティタイム。

お昼すぎ、某コモンルームで弁当。それから夕方まで研究室で雑用。

夕方、某研究会。某医学科の学生が報告。

夜、某院生の指導。もうすぐ別の発表会があるため。

夜中に週アスを買って帰宅。夕食、週アス。 いつもならここでソファで寝るところだが、我慢して新聞を読み、 食器を洗う。

真夜中、少しWiiをしてから風呂。それから、某妻に頼まれた英文添削。

さて、よく寝るべし。


25/Jan/2010 (Monday/lundi/Montag)

真夜中

朝、なんとか起床。シャワー、朝食。某氏から某相談。

定時出勤(少し遅刻)。午前中は雑用。

お昼は某氏と定食屋で。

お昼すぎから夕方まで、某勉強会の準備や雑用など。

夕方、某会議に出席。書記を務める。

夜、某政治哲学研究会。ビールやワインを飲みながらいろいろ。 フェミニズムや国旗・国歌の話など。

夜中、本三で飲む。飲みすぎ。

真夜中、地下鉄で帰宅。もう寝るべし。

今日は0.6LTLDぐらい。ひさしぶりの勉強会で楽しかった。


25/Jan/2009 (Sunday/dimanche/Sonntag)

真夜中

朝、遅目に起きる。シリアル、朝刊、シャワー、お昼。

お昼すぎに家を出て、某兄夫婦の家へ。ケーキなどを食べながら、 赤ちゃんと黒猫を愛でる。夕方にお暇する。

夕方、巣鴨駅前の喫茶店で某氏と会って歓談。おすそわけで鮭をいただく。感謝。

夜、夕食の前後にコンピュータやWillcom 03をいじる。時間の無駄。

夜中、某妻と一緒にジョギング。寒い。30分ほど。 風呂に入って温まる。

真夜中、二階で雑用。勉強しないといけないのだが…。 まあ、そういいつつ遊んでられるということは、 まだ追いつめられていないのだろう。


25/Jan/2008 (Friday/vendredi/Freitag)

なんとか起きて、ゴミ出し、シャワー、朝食。筋肉痛。

真夜中

朝、朝刊を読んでソファで一休みしてからお昼前に大学へ。 お昼すぎまで講義の準備。

それから夕方まで某氏と某講義。公衆衛生の倫理と感染症の話。 この講義は今回で終わり。これでまた一つ仕事が終わった。 今年度の仕事はあともう少し。

夜、某修論生のスライドをチェックする作業。 某院生にも手伝ってもらう。

帰宅前にプールに行こうと思ったが、ゴーグルを忘れてきたのでそのまま帰宅。 ひどく眠かったので、夕食後ソファで少し寝てから夕刊と読書。

日経平均株価は13,629.16円まで回復。


25/Jan/2007 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

眠いがなんとか起きる。資源ゴミ、シャワー、朝食。

お昼前

朝、本郷菊坂の郵便局に寄ってから某スタバへ。 午前中は用事がなかったのでゆっくり新聞を読む。 それから大学へ。シンポの準備をせねばっ。

真夜中

お昼、某ランチョン・セミナー。昼下がり、某教授と翻訳について相談したり、 某外国人の知り合いの外国人と話したり。

夕方、某翻訳の校正。一区切り付いたものだけ宅急便で某出版社に送る。 残りは来週。シンポジウムの準備は手が付けられず。やばい。

夜、某外国人ら、某同僚ら、某妻と一緒に、某氏お勧めの広尾のビストロで食事。 白ワイン、赤ワイン。うまい。夕食後、歩いて六本木ヒルズへ移動。 某妻と「ここは東京なのにあまり巣鴨と似てないね」とか言いながら 52階の展望台まで昇り、東京を眼下に見下ろす。なるほど、 こうやって俯瞰すると東京の概念が得られるわけだ。 こういうところで暮らしていると、権力欲とか支配欲が生じるんだろうか。

終電ぎりぎりで帰宅。たいへん楽しかった。


25/Jan/2006 (Wednesday/mercredi/Mittwoch)

ちょっと早起きして定時出勤。少し風邪気味かもしれないので気をつけよう。

大学に歩いて来る途中に、(近々来日するらしい)ストーンズの`Rocks Off'を 聴いて元気になる。カンフル剤。

朝、勉強会。 そのあと、某教授のお誕生日会。

お昼は同僚の某氏と某定食屋で。なんとか鯛のみそ煮定食。

昼下がり、某院生の指導。シンガー。

夕方、某スタバに行き、翻訳の相互チェックを少し進めるが、 寝不足のせいか居眠りをしたり、 ニール・ヤングの歌を訳してみたり。 どうも最近脱力しているのか仕事が進まない。

Only Love Can Break Your Heart

君が若くて一人で生きてたとき
一人きりってのはどんな感じだった?
僕はいつも自分の仕事に夢中で
人生を精一杯楽しもうとしてた

だけど心を砕くのは愛だけ
最初から確信を持ちたいと願う
そう、心を砕くのは愛だけ
もし世界がばらばらになったらどうしようって

まだ見たことがない友人がいる
夢の中に頭を隠しているんだ
だれか彼の様子を伺った方がいい
そこから出てこられるかいって
見つけたガウンを脱いだらどうだいって

だけど心を砕くのは愛だけ
最初から確信を持ちたいと願う
そう、心を砕くのは愛だけ
もし世界がばらばらになったらどうしようって

まだ見たことがない友人がいる
夢の中に頭を隠しているんだ
そう、心を砕くのは愛だけ
そう、心を砕くのは愛だけ

---Neil Young

真夜中

同僚の某氏らと居酒屋で夕食。焼酎お湯割り(魔王)。

今日はあっという間に一日が終わってしまった。まずい。

真夜中2

布団に入りながら。「評価によってはじめて価値が生じる。 評価がなければ、存在の胡桃はうつろであろう」 (ツァラトゥストラ、千の目標と一つの目標)。 価値の投影説。 「まことに、人間は、その善とし、悪とするところを、 自分自身で自分自身に与えたのである。 まことに、人間はそれをはたから受け取ったのではなく、 どこかで拾ってきたのでもない。それは天の声として、 かれらに降ってきたのでもない」(同上)。 こういう主張の長所は、liberatingなところだ。 「評価することが、創造することなのである。 よく聞きなさい、あなたがた創造する者よ! 評価そのものこそ、この世で高く評価され珍重される宝にもまさる宝である」 (同上)。

「あなたがたの隣人への愛は、あなたがた自身への愛がうまく行かないからだ。 あなたがたはあなたがた自身から逃げだして、 隣人のところへ行くのであり、それを美徳にしたいと思うのだ」 (ツァラトゥストラ、隣人への愛)。気晴らし。 「ある者は、自分をさがし求めているので、隣人のところへ行く。 また他の者は自分を厄介払いしたいので隣人のところへ行く。 要するにあなたの自分自身に対するうまくいかない愛が、 あなたの孤独を牢獄に化しているのだ」(同上)。 自愛の重要性。しかし、自分を直視できる人は少ない。

「あなたは、自分は自由だと言うのか? わたしの聞きたいのは、 あなたの心を占めている思想である。 あなたが何かのくびきから逃れたということではない。…。 何からの自由だというのだろうか? それがこのツァラトゥストラに何の意味があるだろう! あなたの眼ははっきりと、わたしに告げなければならない。 何をめざしての自由であるかを!」 (ツァラトゥストラ、創造者の道)。 ただ生きるのではなく、よく生きること。 また、どこから来たのかよりも、どこへ行くのか。 どこへ行くのか。

「あれ、布団に入るとえらく文学的だな」

「茶化すのはやめてくださいよ。せっかく実存してるのに」

今日のニュース


25/Jan/2005 (Tuesday/mardi/Dienstag)

早朝には起きられず。やばい。

真夜中

午前中、某勉強会で発表。準備不足で嫌になる。 自転車操業ではダメだ。 しかし、落ちこんでるヒマもない。

お昼を食べたあと、某ミーティング。インフォームド・コンセントなど。 勉強になる。

夜、しばらく雑用をしてから外食して帰宅。 つかれて動けなくなり、救命病棟をテレビで見る。 シャワーを浴びたらすこし動けるようになった。


25/Jan/2004 (Sunday/dimanche/Sonntag)

お昼すぎ

お昼前に起きて洗濯。

昼下がり

パン屋でパンを買い、帰宅してから昼食。新聞を読む。 ヘルムート・ニュートンがロスアンジェルズで交通事故で亡くなったそうだ。 享年83才。合掌。

夕方

ようやく勉強する気になってきた。明日の勉強会の準備。

真夜中

今夜も自炊。焼きビーフンとツナとキャベツの炒めたものと、エビシューマイ。 たらふく食べて吐きそうになる。

風呂、勉強。


25/Jan/2003 (Saturday/samedi/Sonnabend)

真夜中 (午前)

昨夜の夕方から四条で6時間近く飲み食いする。 餞別をいただいたり。感謝。

雪。下宿の外ではすでに積もりはじめている。

真夜中2 (午前)

レポートの採点。あれ、終わらない。

寒い。助けて。

朝、血迷う。

数時間寝たあと、早朝に起きてシャワーを浴び、 歩いて某駅に行く。着いたらすでに電車が一本出ていた。 次の電車は6時56分発で、JR京都駅までは18分かかる。 新幹線が出るのは7時23分。ということは。…。

寝ぼけていたせいで頭が回らず、 「あれ、寝る前に調べたときはこれでも間に合うはずだったのにっ」 と心の中で叫ぶ。 しばらく考えたあと、 ひょっとしたらタクシーなら間に合うかもしれないと思い、 改札の駅員の前に切符を叩きつけて駅を出る。

タクシーが来ない。待てども来ない。 どうしよう、と考えていると ようやく二台続けてやってくる。車の中に入り、 「23分ひかり京都駅なんですけど、 間に合いますか」と尋ねると、 安請け合いして間に合わないと後で訴訟を起こされるとでも思ってるのか、 「どうですかねえ」としか言わない。 しかし、発進してしまったのであともどりはきかない。

と、しばらくしてフロントボード(っていうんだっけ?)のデジタル時計を 見つめていると、どうもまだ新幹線が出るまで20分以上あることに気付く。 「あっ、やっぱり計算間違えてたっ」と心の中で叫ぶ。 6時56分+18分は7時14分なのに、7時24分と勘違いしていたのだ。 あほか。しょ、小学校のときにもっと公文でもやっていれば。

などと激しく後悔する。 最寄りの地下鉄の駅で降ろしてもらおうかとも思ったが、 乗り降りしていて間に合わなくなると困るので、 タクシーで行くことにした。 道が空いていたのでタクシーでも十分速く、 7時7分には京都駅に着き、駅弁を買って余裕で新幹線に乗ることができた。

しかし、せっかく国民の税金をたくさんもらってるのに、 なんでこんな無駄な使い方しかできないんだろう。 いやまあ、京都のタクシー会社に利益を還元したとは言えるかもしれないが。 あー、反省反省、要反省。

節制もできずにハンバーガーやフライドポテトを食べ過ぎた責任は 自分にはない、世間が悪い、他人が悪い、企業が悪いとする風潮は、 "戦後民主主義"の典型のようなものである。

---産経抄2003年1月25日

そういえば、最近の業績では、 マクドは初の赤字、スタバは9%の成長率と、 新旧明暗の分かれる結果になったらしい。 この訴訟もなにかマクドの行く末を暗示しているように思える。 少なくてももう一度はメディアで取り上げられ、 マクド→肥満のティーンエイジャーというイメージが広まるだろうから、 おそらく勝っても負けてもマクドとしては負け戦になるだろう。

まだ新幹線。新聞を読んでからレポートの採点。

科学の客観性と倫理の主観性についての人々の見解。 「科学については、他人に意見を押しつけることができるが、 倫理については、他人に意見を押しつけることはできない」 「科学は事実であり、倫理は意見である」

しかし、疑う余地のない事実もあればそうでない事実もあり、 もっともらしい意見もあれば、もっともらしくない意見もある。

夕方

お昼は、新横浜から桜木町に行って安いタイ料理。 それから自由ヶ丘に来て、不動産屋を何件か回る。 シーズンのせいか、忙しいところが多く、よく待たされる。 もっとコンピュータを入れて、みんながネットで部屋を探したり、 ひまなときにはコンピュータゲームでもできるようにしておけばいいのに。

それにしても部屋探しは大変。 いい部屋はみんなさっさと取っていくしなあ。 運がものを言う気がする。

夕方、蒲田駅構内の立ち食いそばを食べてみる。今ひとつ。 メニューを間違ったか。

夜、安い寿司を買って食べたり、ファーストキッチンでトラッシュフードを 買って食べたり。食べすぎだ。

食事の話ばかりになったので、ちょっとロマンチックな曲を訳してみる。 ガーシュインだったかな。

The Nearness of You

あの青白い月じゃない
ぼくの心をかきたてるのは
ぼくの心をときめかせ
悦びを与えてくれるのは
そうじゃなくって
きみがそばにいることさ

きみの甘いささやきじゃない
この心地良さのみなもとは
そうじゃなくって
きみがそばにいることさ

腕の中にはきみがいて
すぐそばにいるのを感じる
叶うべくもなかった夢が
今宵すべてかなえられる

たとえ優しい月がなくても
いつでもその気になるだろう
ぼくに許してくれさえすれば
きみをしっかり抱きしめて
月のあかりに照らされながら
きみのそばにいることを

---Sung by Norah Jones


25/Jan/2002 (Friday/vendredi/Freitag)

真夜中 (午前)

とりあえず、日付が変わるころに第一稿が上がったので、 方々に伝書鳩を放ち、批判を乞うたところ、 有益なコメントをたくさんいただいた。ありがとうございます。 安眠してた某先輩にも(恐れ多くも)起きていただき、 コメントをいただいた。ほんとにありがとうございます。 そもそもが物忘れのはげしいたちですが、ご恩は忘れないように努力します。

真夜中2 (午前)

ひさしぶりにハイになって書き物をしたら、どっと疲れが出てきた。 とりあえず環境倫理は一旦置いておき(ちょっと字数がオーバーしてるのだが)、 生命倫理の方を始めよう。今日中にできるといいが。

あ、上の論文、もし目を通してくれる人がいたら、 「ここが明晰判明じゃないっ」と叱ってください。

「文献紹介に謝辞を付ける人も珍しいよ」

「え、だってお世話になったんだから仕方がないじゃないですか」

「たかが文献紹介でお世話になるのが珍しいって言ってるんだよ」

「いや、人生何ごとも相談です」

真夜中3 (午前)

昨日からずっとビーチボーイズ。 『終わりなき夏』と『ペットサウンズ』 からスローなのを選んでえんえんリピート。 ちょっと気分が沈んでたので。

しかし、論文紹介を書き終えるとかなりハイになった。 やっぱり、このために研究者やってるんだよなあって思う。 この感覚。達成感。いや、 けっして立派な論文を書いたわけじゃないんだが。 それにしても、だ。

とにかく調子がいいうちにもう一本の方に手を付けよう。 もうちょっとしたら眠らないと死ぬが。

「大丈夫大丈夫。脳から何かが出てるから、そういう時は」

夜明け

夜明け前に某君が英語の過去問を携えてやってくる。 あんまり力になれないが、がんばってほしいものである。

早朝

BBCのニューズアーカイブはすごいの一言に尽きる。 英語がある程度聞けて読めるのはありがたいことだと思う。 もし英語ができなかったら、BBCのありがたさを亨受できない。 もちろん、フランス語やドイツ語も同じくらいできたら楽しいだろうが。

「あきらめてないで、やってみたら? フランス語とかも」

昼下がり

ふう。やっと起きた。さて、環境倫理の原稿を仕上げてメイルし、 生命倫理の原稿も書き上げねば。

夕方

とりあえず環境倫理の原稿をもう一度読んで手直しし、 ワードファイルに変換して5時前に出した。

う〜ん、金がないから銀行に行かねば。

夕方2

う、しまった。カレーがまだ残ってた…。捨てるか。いや、保存しよう。

大学に来て生命倫理学の勉強。もうすぐ出発せねば。やばい。

夜2

う、書けなかった。続きは東京で。

「ここ、虫歯ですね」と先日歯医者にぐりぐりやられた部分が痛くなってきた。 ぐりぐりやらなくてもいいのに。く、くそ。

今日の勉強時間…8hr


25/Jan/2001 (Thursday/jeudi/Donnerstag)

日記の整理

現代政治哲学の授業

ロールズの正義の二原理と、初期位置(って訳はダメ?)について。

学生からの質問で、「正義って何ですか」という問いが出ていたが、 日本の授業だとなかなか出なさそうな質問である。 授業とか、先生と生徒の関係とかについての考え方(認識の仕方) に違いがある気がする。

寮生との会話

(エルトン・ジョンの話をしていると、自然と同性愛の話になる)

A「同性愛はよくない」

B「その通り。同性愛はよくないわ」

C「なんでよくないの?」

B「カトリックでは禁止されているから」

C「じゃあ、カトリックじゃない人は?」

B「個人は自由に選択をすることができると思うけれど、とにかくよくないわ」

A「同性愛がよくないのは、同性愛は肛門を誤った仕方で用いるからだ」

C「けど、誤った仕方って何なの?」

A「不自然な仕方ってことだ」

C「じゃあ、手でキーボードを打ったり、 足でボールをけったり、口で口笛を吹いたり、 舌で切手を舐めて貼ったりするのも誤ってるの?」

A「手や足や口は、いろいろな仕方で使うことができるようにもともと作られている」

C「肛門もいろいろな仕方で使ってもいいんじゃないの。浣腸したり、 大麻を隠してみたり…」

A「まったく、これだから倫理学者は。ああいえばこういう。 こういえばああいう。善いものを悪いもののように語り、 悪いものを善いもののように語る。 現在の道徳を擁護せず、 異端の道徳を若者に教えて彼らを退廃させる」

C「けど、現在の道徳がかならずしも善いとは限らないでしょ。 そもそも倫理学の目的は現在の道徳の批判的吟味であって、 金科玉条のごとくおしいただくことじゃないわけで」

B「とにかく同性愛はよくないわ。だって、道徳的に不正ですもの」

買った古本

大学生協にあたるステューデント・ユニオンで、 古本市があったので少し本を購入。


25/Jan/2000 (Tuesday/mardi/Dienstag)

今日のおわび

すみませんが1日休みを頂きます。(ペコペコ) 明日になったら戻ってきます。すんまへん。(ペコペコ)


01/25/99 (Monday/lundi/Montag)

真夜中

昨日は、お昼前に下宿に戻って睡眠。 起きたら真っ暗になっていたのでびっくりした。 昼に寝て起きたら夜っていうのは久しぶりだ。 それからカレーを食べる。

食後、記号論の本(岩波新書の『記号論への招待』)を読んでいると、 あまりにつまらないのでまた眠くなり、 こたつに入ったまま寝てしまう。 二度の睡眠時間を合わせると、ほぼ半日寝てしまったことになる。 疲れていたのか。

真夜中に起きて、また記号論の本を読み出す。 どうにか読了。つまらん。

たしかに、言語を分析して得られたいろいろな概念を、 文化全体に適用してみる、というのはおもしろい試みだけど、 ほんとにうまくいってんのかね。 「道具の意味はその用途である」 (たとえば、金づちの意味は「釘を打つこと」) なんていうのは、「意味」という言葉を広げすぎてる気がする。

ま、しかし、 シニフィアン(「記号表示」だったか)とシニフィエ(「記号内容」)とか、 デノテイション(明示的意味)とコノテイション(暗示的意味)とかの区別は、 ロックの言語論を検討するための参考にはなった。 いや、一応、シニフィアンとシニフィエは以前から知ってましたけど……。

読了後、何もすることがないので大学に来る。 夜更けなので外は寒いかと思ったが、 1月後半にしては比較的暖かい。 昨日も雪じゃなくて雨が降ってたしな。

さてさて、読書会の予習をしよう。


早朝

ロック読書会の予習をしたり、休憩がてらブラインド・タッチの練習をしたり。


J・ウォルドロンの文章を読んだり、休憩がてらブラインド・タッチの練習をしたり。


某喫茶店でモーニング。読んでない雑誌がなかったので、 仕方なく朝日新聞と京都新聞を見る。 千代大海優勝とか、26年間ストーカー起訴とか。

ところで、ストーカーに対して、 ある女性の半径200メートル以内に近寄ってはいけない、 という判決が出た場合 (すでに一度、 芸能人の追っかけをしていたストーカーに対して同趣旨の判決が出てるらしいが)、 いったいどうやってそれを確かめるのだろうか。 ひょっとすると、 ストーカーの体内にある種の発信機を埋め込んだりするのだろうか。 あるいは、問題の女性を中心とした200*2*3.14メートルの円周ぐるりに、 私服警官が手をつないでずらずらと並ぶのだろうか。 う〜む。気になる。


昼下がり

1時間ほど、ソファで寝る。 起床後、読書会の時間が迫っていたため急いで中央食堂で食事。 紅鮭と卵の雑炊、ほうれん草。

また雨。


夕方

ロック読書会終わり。 第三巻第三章「一般名辞について」第3段落から第9段落まで。

一般名辞の指示対象は、一般観念である。 一般観念は、個々の事物の観念から、個々の事物に特有な性質を捨象し、 個々の事物に共通な性質のみを残すことによって形成される。 (たとえば、ピーターやメアリーという個人に共通な性質を残し、 それ以外の性質を捨象することで、人間という観念をつくり、 それに一般名を与える) さらに一般的な観念を作るさいも、同様の仕方で進めばよい。 (たとえば、人間や猫の観念から、 共通の性質を残し異なる性質を捨象することで、 動物の観念を作り、 さらに動物や植物の観念から、生物の観念を作るなど)


口の中がやたらと荒れてる気がする。 扁桃腺が腫れてるのか、歯茎の奥が腫れてるのかわからない。 栄養失調なのだろうか。


01/25/98(Sunday/dimanche/Sonntag)

真夜中

今日も眠くて死にそう。コピーの山。

昨日はその後、 某嬢の院試受験対策をやって 、 研究室に残っていたみなで夕ごはんを食べた。

あとはコピーとか。ひたすら疲れた。


夜明け前に寝たので、起きたのはお昼過ぎだった。 某嬢との院入試対策勉強会の約束に遅刻。


上の某嬢とやはり院試の勉強をしている某嬢と 夕ごはん。

そういえば、先日上の某嬢に「貧血にプルーンが効く」話を したら、今日、レーズン入のビスケットを買ってきてくれた。 感謝。…そうか、レーズンって、ぶどうを干したものだったのか。 ああいうしわしわの実がなる「レーズンの木」かなにかが あるのかと思っていた。(本当)

ついでに、バジリコの正体も知る。 そうか、バジリコってハーブに似た植物だったのか。 「タラコ」はタラの子供(卵)だから、 てっきり「バジリ」っていう(たぶんうねうねと動く) 生き物の子供かと思っていた。(後半はうそ)

ごはんを食べた帰りに買った本。


某師匠来訪。チェインメイルについての意見を聞かせてもらう。 やっぱりこの話題を使ってレポートを書くか。


01/25/97(土)

・真夜中過ぎ・

う、いかんいかん。居眠りしてた。勉強勉強。


・さらに真夜中過ぎ・

天からの命令が下ってきたので、研究室のホームページの アップデートを行なう。気を抜くとついついふざけたことを書きそうになるが、 クレームがこわいので冒険は控えた。


・早朝・

うーん。実りのない勉強。ムーアの『倫理学原理』をちょろちょろ読む。ブレ ンターノの『道徳的認識の起源』やシェーラーの名前が出てきたので、ムーア と某助教授とのつながりを邪推してしまった。

まだ今一つ「快楽pleasureがそれ自体としては唯一の善である」というベンタ ムの主張が否定される訳が理解できないので、この本はぜひ読書会をしてみた いものである。


・朝・

う、いかんいかん。また居眠りしてた。勉強勉強。寒いぞしかし。

郁文堂の『独文解釈の研究』やっと25ほど暗記。しかし手のひらにためた水が 指のすきまから少しずつ流れ落ちていくように、ぽろぽろと忘れてしまう。どっ かで聞いた比喩だな。

前にぼくがこのテキストで勉強しているのを見て、某M氏がそれは旧制高等学 校の生徒が勉強するような・古い古ーいものである、と言っていたが、なんと 実は次に博士課程に上がらんと試みている某Y氏も、修士を受けるときこのテ キストを使って勉強したとのこと。いや、ただそれだけなんですけど。


・昼過ぎ・

んー。構想は大きいが企画倒れになるかっ?構想約一カ月でやっと作った倫語のページ。皆さん応援してくださいよー。

う、勉強しなくては。


・そろそろ夕方・

う、バンドの練習に遅刻するっ。今日も4時間あるんだよなー。がんばろっと。


・晩・

バンドの練習終わり。今からみんなで夕飯食べて帰る。しかしぼくはのどが痛 いので、おそらく食べない。だいぶん悪化してきたので「KANRO-梅肉エキスと 東洋ハーブ入り-健康梅のど飴」を買って来てなめている。ガムを噛むように なる前はずっとこれを買っていた。ぼくはいったんこれと決めると、パターン を変えるのがめんどくさいので、ずっとおんなじことをしてしまうのであった。

また月曜日に来ます。お元気で。


Satoshi KODAMA
email: satoshikodama-tky[at]umin.ac.jp
All rights undeserved.
Last modified: Sun Feb 17 22:56:37 JST 2013