ARTオンライン登録画面を開く
ARTオンライン登録を行う場合は左のボタンをクリックしてください。その際、UMIN IDおよびINDICE用パスワードの入力が求められます。
治療年により登録画面が違いますので、メニュー画面において治療年を確認し登録するようお願いいたします。

 2015年分 ARTオンライン登録締切:2016年11月30日
 2016年分 ARTオンライン登録締切:2017年11月30日

※2016年登録より、項目「4.治療周期開始時の夫の満年齢」「5.治療周期開始時の妻の身長、体重」「6.治療周期開始時の妻の妊娠・分娩歴」が追加されました。また【妊娠から出産後まで】の画面に先天異常名のリストを設置しましたのでご利用ください。

  • ART登録施設
  • 登録申請
  • 申請注意事項
  • 登録内容変更
  • 登録更新
  • データブック
  • パスワード
  • データ削除ほか
  • 症例報告Q&A

 2016年分ARTオンライン登録開始 2015.12.25

生殖補助医療の実施登録施設
日本産科婦人科学会会員が本学会への登録義務のある生殖補助医療(ART)を行うにあたっては、所定の書式に従って登録、報告してください。日本産科婦人科学会 倫理に関する見解を必ずお読みください。
登録の申請方法に関しては、【登録申請】【申請注意事項】をご覧ください。

生殖医学の臨床実施に関する調査
日本産科婦人科学会が実施する「生殖医学の臨床実施に関する調査」に対し、自医療機関のART実施の結果を報告します。
ART登録施設が「生殖医学の臨床実施に関する調査の報告」の義務を果たさない場合は、その理由を問わず、登録を抹消されることがあります。
また、ART実施結果の報告において、連続する3年間、体外受精胚移植・顕微授精・凍結受精卵移植のいずれも行われなかった場合は、その施設における凍結受精卵の保管のないことを照会の後、当該施設の登録を抹消します。
「治療から妊娠まで」を登録した症例で妊娠した症例は、その後の経過が分かり次第、「妊娠から出産後まで」の項目についてもお早めにご報告ください。
【22.妊娠の有無】の項目で、「3 妊娠保留」を選択しているデータ、また「2 臨床妊娠」を選択しているデータで、妊娠の予後が入力されていないデータ、妊娠の予後は入力されているが、【25.妊娠の転帰】の項目で「8 不明」を選択しているデータについて、再度調査していただき、できるだけ多くの症例の登録を更新してください。

会告・会員へのお知らせ
会員へのお知らせ(機関誌68巻号)「ヒト精子・卵子・受精卵を取り扱う研究」の実施に関する 細則の改定について*NEW
会員へのお知らせ(機関誌67巻10号)不妊(症)の定義の変更について
会告(機関誌67巻8号):提供精子を用いた人工授精に関する見解  「着床前診断」に関する見解
会員へのお知らせ(機関誌67巻3号):「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」等の遵守について


委員専用なので開けません委員専用ページです。関係者以外は開けません。

審査について
登録申請の審査は、日本産科婦人科学会倫理委員会登録・調査小委員会が行っています。
申請書類受付は月末締めで、審査は翌月行い、その月の下旬~月末までに審査結果をご通知します。
なお、審査の内容によっては審査期間を延長する場合があることをご了承ください。
当月の審査で承認が得られない場合は、申請書類を修正し、再度ご提出いただきます。
その場合も、最初の審査と同様のスケジュールとなります。

申請書類については【申請注意事項】をお読みいただき、書類内容に不足がないようにお願いいたします。
申請書類は白黒コピーして審査を行うため、ホチキス止め、カラーマーカーは使用しないでください。

申請書・所定履歴書等のダウンロード
Wordファイルでダウンロードできます。

申請書

体外受精・胚移植の臨床実施に関する登録*平成28年8月改定
顕微授精に関する登録*平成28年8月改定
ヒト胚および卵子の凍結保存と移植に関する登録*平成28年8月改定
医学的適応による未受精卵子、胚(受精卵)および卵巣組織の凍結・保存に関する登録*平成28年8月改定
提供精子を用いた人工授精に関する登録*平成28年8月改定

履歴書

実施責任者*平成28年8月改定
実施医師*平成28年8月改定
実施協力者*平成28年8月改定

安全管理体制の状況

ARTの臨床実施における安全管理に関する調査票

ヒト精子・卵子・受精卵を取り扱う研究に関する登録
平成14年の会告以降、様々な法令や省庁ガイドラインが整備され、各施設の倫理委員会が臨床研究を審査するようになったため、時代に即した内容にするべく、本会の倫理委員会で審査する必要性とその範囲について再検討し、新たに細則、報告書ならびに研究終了届の様式を追加し、平成25年6月22日に改定を行いました。*その後、平成26年12月22日に公布された「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」(平成26年文部科学省・厚生労働省告示第3号)に準拠する必要があると判断し、平成28年6月4日に細則の改定を行いました。
登録申請のためのチェックリスト*平成28年6月改定
(様式1)登録申請書
(様式2)研究実施責任者履歴書
(様式3)研究実施者履歴書
(様式4)年次報告書
(様式5)研究終了届

※平成26年4月17日の平成26年度臨時総会において「医学的適応による未受精卵子および卵巣組織の採取・凍結・保存に関する見解」が新たに示され、その後、胚の凍結・保存を含めた上で、通常の生殖医療とは異なる留意点があるため、平成28年6月25日の平成28年度定時総会において「医学的適応による未受精卵子、胚(受精卵)および卵巣組織の凍結・保存に関する見解」として改定、ならびに細則を追加いたしました
見解ならびに新たに追加された細則をご確認いただき、本見解に基づくARTを実施する場合には、医学的適応による未受精卵子、胚(受精卵)および卵巣組織の凍結・保存に関して、各医療施設のもとにある倫理委員会にて審査いただいた上で施設登録申請を行っていただけますようお願いします。申請・登録の際は、【症例報告Q&A】のQ42~Q48をご確認ください。

申請書
申請書下部にある添付書類のチェックを必ず行い、チェック欄にしるしをつけてください。
体外受精・胚移植の実施施設においては、凍結保存管理が可能であることが必要ですので、「体外受精・胚移植の臨床実施に関する登録」と「ヒト胚および卵子の凍結保存と移植に関する登録」を一緒に申請することになります。
※「医学的適応による未受精卵子および卵巣組織の採取・凍結・保存に関する登録」申請書下部にある添付書類に『本法に関する当該施設のもとに設置された倫理委員会審査結果のコピー」とありますが、一緒に倫理委員会の構成員表を提出してください。

履歴書
複数の登録(体外受精・凍結保存・顕微授精を一緒に登録)の場合、履歴書は1部ご提出いただければ結構です。
「生殖補助医療に関する研修歴」の記載がないまま提出されるケースがありますが、未記入ではお受けできません。申請施設で研修されているのでしたらその旨ご記入ください。

実施責任者
以下の各項の条件を満たす者であることを要します。
1. 日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医であり、専門医取得後不妊治療に2年以上従事した者
2. 日本産科婦人科学会の体外受精・胚移植に関する登録施設(生殖補助医療に関する登録施設)において1年以上勤務、または1年以上研修を受け、体外受精・胚移植の技術を習得した者
3. 常勤であること
4. 日本生殖医学会認定生殖医療専門医であることが望ましい

実施責任者の責務は次の通りです。
1. 診療に関する医療安全管理体制および各種書類の策定と管理
2. 診療の実施に伴う安全管理
3. 診療に関係する記録・情報等の保存と管理
4. 日本産科婦人科学会への定期的な報告

実施協力者
「生殖補助医療実施医療機関の登録と報告に関する見解」に、必要不可欠な基準要員として『看護師(1名以上):不妊治療、および不妊患者の看護に関する知識、技術を十分に修得した看護師であること』と定められていますので、実施協力者として看護師の方の申請が必要です。

見取り図
採卵室、培養室、移植室を分娩室と兼ねてはいけません。
日本産科婦人科学会の登録施設基準では、採卵室と培養室は別々に設置するよう指導しています。
実施場所の清潔性、安全性の判断のため、実施場所の見取り図だけではなく、実施場所周辺(同じフロア)の見取り図もご提出ください。
また、施錠の箇所がわかるようにしてください。

ARTの臨床実施における安全管理に関する調査票
安全管理体制の状況を、「ARTの臨床実施における安全管理に関する調査票」を用いてご提出ください。

インフォームド・コンセントに使用する説明書
説明を受ける人が容易にわかるような平易な文章、説明した内容がすべて、網羅され、記載されている、説明を受ける人と説明をする人との立場が対等であるような記述形式であることが必要です。

説明書に以下の内容が記載されているかご確認ください。
□ 日本または世界におけるその治療法の位置づけ*
□ 適応
□ 具体的な方法
□ 成績 ※成績のデータは最新のものとする。本会の報告を用いる場合、出典を明らかにする。
□ 費用 ※別紙と記載の場合は、別紙の提出が必要です。
□ リスク ※顕微授精の説明書には顕微授精固有のリスクの説明が必要です。
□ 代替手段**
□ 安全性の説明 ※安全性に関しては、児の長期予後を含め、まだ判明していない点もあるので、安全と言い切らない表現にしてください。
□ 胚移植の個数の明記 ※移植胚数は原則1個、年齢、治療回数を考慮しながら2個までの移植も可能など。
□ カウンセリングの機会の提供
□ 日本産科婦人科学会への報告の義務と、成績の発表や学会への報告の際の個人情報の保護の記載
□ 凍結保存の期間および廃棄の条件 ※「女性の生殖年齢」を超えた場合、夫婦の一方が死亡した場合、離婚した場合、行方不明の場合の胚は廃棄する必要があるなど
□ 凍結保存胚・配偶子について、天災や閉院などが生じた際の対応
□ 医学的適応による未受精卵子および卵巣組織の採取・凍結・保存について、原疾患の治療にとって不利益とならないことを判断するために、原疾患主治医から文書による適切な情報提供がなされていることを明記

説明書、同意書は推敲し、誤記・誤植をチェックしてください。
※よくある誤記:日本産婦人科学会(正しくは日本産科婦人科学会)、顕微受精(正しくは顕微授精)

インフォームド・コンセントに使用する同意書
「体外受精」「顕微授精」「凍結保存」「解凍」「AID」別々に作成することが必要です。
同意をする人が容易にわかるような平易な文章、同意をする人と同意を受ける人との立場が対等であるような記述形式にしてください。同意をする人と同意を受ける人の氏名(署名)、住所、および同意日を記載する欄が設けられていることが必要です。また、同意内容が、箇条書きで簡潔に記載されていることが望ましいです。
宛先(例 ○○病院 ○○○○院長 殿)、同意をする人の氏名の署名欄(妻・夫、本人・配偶者などを明記)、住所欄、同意日、説明者名の記入欄が設けられていることが必要です。
同意内容を箇条書きで簡潔に記載してください。
見出しは、承諾書、依頼書、申込書などではなく「同意書」とし、「何ら異議を申し立てません」「当施設は一切の責任を負わない」などの不適切な表現は使用しないでください。

参考:実施施設が設置すべき委員会
<倫理委員会>
1. 「ヒト精子・卵子・受精卵を取り扱う研究」、「提供精子を用いた人工授精」、ならびに「医学的適応による未受精卵子、胚(受精卵)および卵巣組織の凍結・保存」を実施する施設は、自医療機関内に倫理委員会を設置し承認を得る。
2. 倫理委員会は「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針(平成26年12月22日 文部科学省、厚生労働省)」に定める「倫理審査委員会」が満たすべき各条件に合致することを必要とする。
3. 施設申請に際しては、倫理委員会の審査記録を添付すること。但し、審査記録には審議議題と結果ならびに審査者氏名を含むこと。
4. 自医療機関で十分な人員が確保できない場合には、他の医療機関・大学等に設置されている、上記会告に準じた倫理委員会に審査を委託してもよいこととする。

<安全管理委員会>
1. 医療機関内に生殖医療に関する安全管理のための委員会を設置すること。
2. 医療機関内で発生する生殖医療に関する事故等の安全確保を目的とした改善のための方策を講ずること。
3. 当該医療機関において、医療法に基づくリスクマネージメント委員会等の同種の委員会がすでに設置されている場合には、それを充てても良い。

*日本または世界におけるその治療法の位置づけ:生殖補助医療は不妊治療にとって欠かせない治療となっています。日本(世界でも可)においての状況について、日本産科婦人科学会が機関誌やホームページに掲載している、各治療法の利用総数や妊娠・分娩・流産・生児獲得率等を参考にご説明ください。単胎妊娠の推進していることや、出生児の長期予後についても、不妊施設が積極的に状況を把握していくことが求められており、生殖補助医療は単に妊娠させるだけの治療ではなく、妊娠・分娩の安全性をはかり、出産した児の長期健康状態をフォローアップしながら行う治療であることを述べてください。

**代替手段:すべての代替手段を記載することはできませんし、またそれを求めていません。各施設、各々治療に特徴があると思いますので、各施設が特に力を入れて、行っている生殖補助医療に代わる治療があればお書きください。たとえば、子宮内膜症でも、腹腔鏡下手術を積極的に行っていこうとする考え方もあります。また、子宮筋腫の扱い方についても各施設独自の考え方があると思います。卵管閉鎖に関しても、FTカテーテルによる治療など、各施設が行えるまたは、一般的に行われている生殖補助医療に代わる治療について説明してください。

ART登録内容のいずれかに変更が生じたときは、変更届出書(変更内容が記されている文書)を提出してください。
実施責任者、実施医師、実施協力者が変更の場合は所定の履歴書の提出も必要です。
履歴書は【登録申請】画面にてダウンロードできます。

実施場所が変更の場合は、見取り図(施錠明示)もご提出ください。

ARTオンライン登録担当者に変更が生じた場合は速やかにご連絡ください。
前登録担当者に発行のオンライン登録に必要なINDICE用パスワードを取り消し、新登録担当者にはINDICE用パスワードの交付手続きを行います。
UMIN IDを事務局にご連絡ください。
UMIN IDを取得されていない方は、【パスワード】の「UMINに登録していない場合」をご覧ください。

ART実施を行わなくなった登録施設は「登録辞退届」をご提出ください。
凍結受精卵の保管のないことを確認の後、施設登録を抹消します。

日本産科婦人科学会へのART実施施設登録の有効期間は5年間であり、登録継続にあたっては毎回厳正な更新審査が行われます。

2016年の更新申請該当施設は『2012年(平成24年)に更新登録の施設』および『2012年(平成24年)に新規登録の施設』です。
更新申請受付期間は「2016年10月1日~2016年12月31日」です。
該当施設には申請方法等について2016年8月にご案内する予定です。

日本産科婦人科学会では、毎年、施設ごとに生殖補助医療の成績をまとめ・解析し、その結果を報告してきました。
2007年の生殖補助医療による治療からは、インターネットを用いて症例ごとにその成績を登録することを日本全国の全登録施設にお願いしております。
これらのデータをまとめて、その結果を順次公開していくことは日本産科婦人科学会の使命であり、これにより全登録施設が日本の状況を把握することができ、各施設がよりよい生殖医療を展開できるための一助になればと思っております。
今後もさらなるデータを追加掲載していきたいと考えています。
生殖医学登録に協力いただいたことに感謝するとともに、これらのデータが各施設の診療に寄与することを願っております。 

機関誌掲載治療成績(登録・調査小委員会報告)
インフォームド・コンセントに使用する説明書に記載する一般的な治療成績にご利用ください。
なお、本会の報告を用いる場合、出典を明らかにしてください。またデータはできるだけ新しいものを使用するようお願いいたします。

ARTデータブック


新鮮胚治療における排卵刺激法の種類別・胚移植数別・年齢別妊娠率2009 年別治療周期数・出生児数1985-2010 SET実施率4年間の比較2007-2010 治療周期数、妊娠率・生産率、流産率、妊娠率(移植胚数・ステージ別)、多胎率(移植胚数・ステージ別)2007-2009

ART Registry of Japan, 2008

※すべてPDFファイル

ARTオンライン登録画面にアクセスするのには、UMIN IDとINDICE用パスワードの入力が必要です。
INDICE用パスワードを交付しますので、UMIN IDを日本産科婦人科学会事務局 art@jsog.or.jp にご連絡ください。

UMIN に登録していない場合、またはUMINに登録しているかどうか不明の場合
1. http://www.umin.ac.jp/id/ にアクセス
2. 画面の指示に従い新規にUMIN IDを取得
3. UMIN IDを日本産科婦人科学会事務局 art@jsog.or.jp にE-mailで連絡
4. INDICE用パスワード交付(事務局より郵送)

UMIN に登録してるが、UMIN IDが不明の場合
1. http://www.umin.ac.jp/id/ にアクセス
2. 画面の指示に従いUMIN IDを取得
3. UMIN IDを日本産科婦人科学会事務局 art@jsog.or.jp にE-mailで連絡
4. INDICE用パスワード交付(事務局より郵送)

INDICE用パスワードが不明の場合
UMINセンターに直接再発行の手続きを行ってください。
<アクセス先> http://www.umin.ac.jp/id/idc_passwd/passwd_indice.htm
<研究プロジェクト名> JSOG-DB ARTシステム


登録データ削除方法
誤ってオンライン登録したデータの削除は登録施設では行えません。
削除したいデータに上書きで他のデータを入力するか (『登録データの修正・更新』画面で行えます)、 事務局からデータを管理しているUMINセンターに削除を依頼するかの2通りの方法があります。

削除希望の場合は、削除対象症例の【症例登録番号】と【登録年】を、日本産科婦人科学会事務局 art@jsog.or.jp にE-mailでお知らせください。なお、データ削除には少々お時間をいただきますことをご了承ください。

自治体コードNo.
ARTオンライン登録データをダウンロードしたときに表示されている自治体のコードNO.です。
登録に関する疑問 Q1 - Q10
卵巣刺激法に関する疑問 Q11
採卵法に関する疑問 Q12 - Q17
治療に用いた卵・胚の種類に関する疑問 Q18 - Q20
行った、あるいは行おうとした治療方法に関する疑問 Q21 - Q24
精子回収法に関する疑問 Q25 - Q26
精液所見に関する疑問 Q27
受精卵数に関する疑問 Q28 - Q31
融解胚数に関する疑問 Q32
胚移植時の発育段階に関する疑問 Q33 - Q36
移植胚・卵数に関する疑問 Q37
凍結胚・卵数に関する疑問 Q38
妊娠の有無に関する疑問 Q39 - Q40
確認された胎児数に関する疑問 Q41
医学的適応による未受精卵子および卵巣組織の採取・凍結・保存に関する疑問 Q42 - Q48
凍結融解胚・凍結卵と同時に採卵された新鮮卵・胚を扱う場合の注意 注意

Q1 : どのような症例を登録するのですか?
採卵、胚移植を実施したら必ず登録してください。
採卵キャンセル、(融解移植予定周期で何らかの理由により)融解中止した場合でも登録してください。

※日本産科婦人科学会のART登録と自治体の特定不妊治療助成制度は、相互に協力して行っておりますが、別事業です。日本産科婦人科学会の登録は、採卵凍結周期と融解胚移植周期の2つの登録が必要です。自治体への申請は自治体ごとにも異なるため、自治体にお聞きください。

Q2 : 治療開始年は初診日ですか? それともART適応になった日ですか?
初診日でも、ART適応になった年でもありません。
刺激、採卵、移植などを実際に行った年です。
年末・年始に治療した場合は、刺激開始日、採卵日などを根拠に前年、後年のどちらにするかは各施設の判断でかまいませんが、重複は避けてください。

Q3 : 治療周期開始時の夫の満年齢は採卵時の年齢ですか? それとも凍結融解胚移植時の年齢ですか?
凍結融解胚移植時の年齢です。

Q4 : 誤って入力した症例を削除する方法は?
登録施設では登録したデータの削除は行えません。
削除したいデータを他の症例で上書きするか、学会事務局に削除依頼する2通りの方法があります。
削除の場合は、削除対象症例の「症例登録番号」と「登録年」を学会事務局に電子メールart@jsog.or.jpでお知らせください。

Q5 : 登録で最も重要な要素はどれですか?
必須項目(1.患者識別番号、2.特定不妊治療助成金制度の利用、3.治療周期開始時の満年齢、4.適応、6.採卵法、7.治療に用いた、あるいは用いようとした卵・胚の種類、8.行った、あるいは行おうとした治療方法)の中でも【7.治療に用いた、あるいは用いようとした卵・胚の種類】と【8.行った、あるいは行おうとした治療方法】が重要です。
新鮮卵・胚を扱う場合は、融解胚を同時に扱っていても【7.治療に用いた、あるいは用いようとした卵・胚の種類】は「1 新鮮卵・胚」を必ず選択してください。
融解胚のみを扱う場合、【7.治療に用いた、あるいは用いようとした卵・胚の種類】は「2 凍結胚」、【8.行った、あるいは行おうとした治療方法】は「5 融解胚」を必ず選択してください。
【8.行った、あるいは行おうとした治療方法】で「6 その他」を選択するのはZIFTなどの特殊な治療を行った場合に限られます。「6 その他」を選択すると統計でその他に分類されてしまいますので注意が必要です。

Q6 : 患者識別番号欄に患者氏名を記載することは可能ですか?
患者氏名など患者が特定できる情報は避けてください。

Q7 : 採卵前(融解胚移植予定周期で融解前)に治療を中断した場合、登録は必要ですか? 同じようなケースですが、融解胚が形態不良、あるいは胚盤胞に到達しないなどで移植がキャンセルになった場合は、登録の必要がありますか?
登録は必要です。 Q1参照

Q8 : 排卵後だったため採卵を実施しなかった場合は、データに残さなくてもいいですか?
採卵直前に排卵後で「採卵手術」を実施しなかったときは、【6.採卵法 】の「1 採卵(融解)に至らず」を選択して登録します。

Q9 : 全胚凍結を行った場合は、採卵周期と凍結胚移植周期の2回、登録すべきですか?
2回登録します。

Q10 : 自治体が独自に実施する助成金制度を利用した場合にも、「特定不妊治療費助成制度の利用」を記入する必要はありますか?
特定不妊治療費助成制度以外で各自治体独自の助成を受けた場合は、記載の必要はありません。

Q11 : 【5.卵巣刺激法または周期管理法(融解周期の管理方法)】の「5 GnRHagonist + hMG or FSH」や「6 GnRHantagonist + hMG or FSH」で、hMGとFSHを両方投与している場合は? recFSH(フォリスチム)の場合は?
尿由来、リコンビナント製剤、あるいはLH活性の有無に関わらず、全てゴナドトロピン製剤と考え「5 GnRHagonist + hMG or FSH」か「6 GnRHantagonist + hMG o rFSH」のどちらかを選んでください。

Q12 : 採卵前に治療を中断した場合は?
卵胞が発育しないなどの理由により採卵を実施しなかった場合、【6.採卵法 】は「1 採卵(融解)に至らず」を選択してください。
【7.治療に用いた、あるいは用いようとした卵・胚の種類】は「1 新鮮卵・胚」、【8.行った、あるいは行おうとした治療方法】は「1 IVF-ET」や「3顕微授精」など、もし今回の採卵が成功していたら行う予定だった項目を選択してください。「6 その他」を選んではいけません。
採卵数は空欄で登録してください。

Q13 : 融解胚移植予定周期で融解前に「融解に至らず」の場合は、【6.採卵法】はどのように入力すればいいですか?
融解胚移植で、排卵日が特定できないなどの理由により融解を実施しなかった場合は「1 採卵(融解)に至らず」を選択し、【7.治療に用いた、あるいは用いようとした卵・胚の種類】は「2 凍結胚」、【8.行った、あるいは行おうとした治療方法】は「5 融解胚」を選択してください。
融解胚数は空欄で登録してください。

Q14 : 採卵を行ったが、卵が採れなかった場合は?
採卵術を実施したが卵が採取できなかったときは、実施した採卵法を選択し、「採卵数」を0(ゼロ)としてください。
【7.治療に用いた、あるいは用いようとした卵・胚の種類】は「1 新鮮卵・胚」、【8.行った、あるいは行おうとした治療方法】は「1 IVF-ET」や「3顕微授精」など、もし今回の採卵が成功していたら行う予定だった項目を選択してください。「6 その他」を選んではいけません。

Q15 : 採卵は行ったが、変性卵だったため移植できなかった場合は? 
実施した採卵法を選択し、採卵数を入力し、受精卵数には0(ゼロ)を入力してください。
【7.治療に用いた、あるいは用いようとした卵・胚の種類】は「1 新鮮卵・胚」、【8.行った、あるいは行おうとした治療方法】は「1 IVF-ET」や「3顕微授精」など、もし今回の採卵が成功していたら行う予定だった項目を選択してください。「6 その他」を選んではいけません。

Q16 : 【6.採卵法】で2つの選択肢を選びたいときは?
経腟採卵と経腹採卵を併用した場合は、「5 その他」を選び、テキスト欄に採卵法を2つ記入することが可能です。

Q17 : 例えば融解も採卵もした場合などで、【6.採卵法】で2つの選択肢を選びたいときは?
混乱の多い事項ですので注意してください。
融解も採卵もした場合、つまり採卵した新鮮卵(胚)と融解胚を同じ周期で移植した場合は、新鮮卵を採卵した方法を入力してください。
採卵数、受精卵数とともに融解卵(胚)数も正しく入力してください。

Q18: 【7.治療に用いた、あるいは用いようとした卵・胚の種類】 は1つしか選択できませんが、複数を選択したい場合は?
卵・胚の種類は『必ず一つだけ選択』してください。
採卵した新鮮胚と融解胚を同時に扱った場合には注意が必要です。
詳細は別項目に記載しますので、十分に確認してから入力してください。 Q16参照

Q19: 新鮮胚と融解胚を同じ治療周期で扱う場合や、採卵は行ったが変性卵だったため治療方法を変更した場合は?
凍結融解胚・凍結卵と同時に採卵された新鮮卵・胚を扱う場合の注意」を参照してください。 注意が必要です。

Q20 : 受精卵が1個しか得られず、以前の周期で凍結していた凍結胚を急遽融解して移植することになった場合、【7.治療に用いた、あるいは用いようとした卵・胚の種類】は「1 新鮮卵・胚」「2 凍結胚」のどちらを選択すればいいですか?
新鮮胚を胚移植していれば「1 新鮮卵・胚」を選択してください。
凍結融解胚・凍結卵と同時に採卵された新鮮卵・胚を扱う場合の注意」を参照してください。 注意が必要です。

Q21 : 【8.行った、あるいは行おうとした治療方法】で、複数の項目を選択したい場合は?
治療の方法も『必ず単一であること』が原則です。
「1 IVF-ET」「2 GIFT」「3 顕微授精」「4 IVF-ET + 顕微授精」「5 融解胚」の5つの選択肢から、今回の治療に使用した手段を可能な限り一つ選択してください。
「6 その他」は、ZIFTなど特殊な治療を行った場合にのみ選択してください。「6 その他」の選択は十分注意が必要です。分類に苦慮する場合にはその他を選択してください。
融解胚移植の場合は、必ず「5 融解胚」を選択してください。
融解胚が凍結される前の受精手段(IVF-ET、顕微授精等)を選択する必要はありません。
【8.行った、あるいは行おうとした治療方法】とは胚の作成方法、受精手段に関する項目であり、2段階胚移植、人工授精併用など胚の作成方法以外の治療に関して記載する項目ではありません。

Q22 : one day old ICSI施行の場合は?
【8.行った、あるいは行おうとした治療方法】の「6 その他」を選択し、テキスト欄に「レスキューICSI」、あるいは「rescue ICSI」と入力してください。 媒精当日のレスキューICSIなども同様です。

Q23 : ZIFTの場合は?
【8.行った、あるいは行おうとした治療方法】の「6 その他」を選択し、テキスト欄に「ZIFT」と入力してください。

Q24 : 凍結融解胚を用いた ZIFT+ET (2段階胚移植) の場合、【8.行った、あるいは行おうとした治療方法】の選択肢は? 
「5 融解胚」を選択してください。

Q25 : 【9.精子回収法】で、射出精液由来の精子を凍結融解し使用した場合、どのように登録したらいいですか?
「3 その他」を選択し、テキスト欄に「凍結融解精子」としてください。採精時の所見が分かれば入力してください。

Q26 : 【9.精子回収法】において、PESAの場合は「3 その他」を選択し、詳細を記載するのですか?
【3 その他」を選択し、その他の項目に「PESA」と記述してください。

Q27: 【10.精液所見】で射出精子の所見がマクラーチャンバーまたはスライドで、濃度がわからない場合は?
精子濃度「0.00」、運動精子率「00」と入力してください。

Q28 : 受精卵数は2PNを記入するのですか?
受精卵数は正常受精卵数(2PN)、多精子受精は省きます。

Q29 : 受精数には遅延受精はこれに含まれますか?
遅延受精でも2前核であれば正常受精にいれてください。

Q30 : 受精卵数(受精確認時の2PN数)が分割胚数と一致しない場合、「受精確認時刻が遅くPNが消失」したと判断して受精卵数=分割卵数としてもいいですか?
貴院が「2PNであった」と判断した場合は、それでかまいません。

Q31 : 卵子凍結を行った場合は【受精卵数】の項目には0(ゼロ)を入力すればいいですか?
0(ゼロ)を入力してください。

Q32 : 融解胚が胚盤胞に到達せず、移植キャンセルになった場合は?
融解した融解胚数を入力し、移植胚数を0(ゼロ)としてください。

Q33 : 採卵するも受精卵が得られなかった場合の、【16.胚移植時の発育段階】の項目の選択肢は?
受精卵数+融解胚数=0の場合は、【16.胚移植時の発育段階】は必須でないように変更が必要ですが、現在のプログラムが変更されるまでは「4 ETキャンセル」を選択し、【20.黄体期管理】以降も適切に入力してください。

Q34 : 【16.胚移植時の発育段階】の項目で、compactionはどれを選択すればいいですか?
compactionは選択肢「2 初期胚」を選択してください。
「2 初期胚」は胞胚腔形成以前の胚と考え、compaction、桑実胚では「2 初期胚」を選択してください。

Q35 : 【16.胚移植時の発育段階】の項目で、2段階胚移植の場合は?
「5 その他」を選択し、テキスト欄に「2段階胚移植」と入力してください。

Q36 : 【16.胚移植時の発育段階】の項目で、OHSS等により全胚凍結実施の場合の選択肢は?
受精卵が得られるもOHSS等により全胚凍結を実施した場合は、「4 ETキャンセル」を選択してください。
その上で移植胚数に0(ゼロ)を入力、凍結胚があれば凍結胚数を入力して記録してください。

Q37 : 移植が行われなかった場合は、【17.移植胚・卵数】の項目には0(ゼロ)を入力すればいいですか?
0(ゼロ)を入力してください。

Q38 : 凍結融解胚移植を行った周期で、【18.凍結胚・卵数】の項目はどのように解釈したらいいですか?
融解後、移植せず再凍結した胚の数を入力してください。

Q39: GS(-)で子宮外妊娠の場合は?
胎嚢が確認されなくても、異所性妊娠(子宮外妊娠)と診断される場合(手術で絨毛確認、またはhCG測定で上昇を認める場合など)は【22.妊娠の有無】で「2 臨床妊娠(GS(+)以上)」を選択し、GSの数、胎児数は確認された数を記入してください。
確認不能の場合は「2 不明」を選択してください。

Q40 : 2段階移植で妊娠された場合、移植日はどちらのET日を入力したらいいですか?
最初の移植日としてください。

Q41 : 【24.確認された胎児数】とは心拍が確認できた胎児数ですか?  胎児が確認できるが心拍がない場合は?
胎児が形が確認できているということは、そのときすでに心拍が消失していても、心拍が存在した時期があったと推定されます。
胎児の心拍の有無に係わらず、胎児数を記入してください。

Q42 : 医学的適応による未受精卵子および卵巣組織の採取・凍結・保存に関する見解(以下本見解)に基づいて未受精卵子の凍結を行う場合は、改めて各施設で倫理委員会を行う必要がありますか?
必要です。
本見解に基づくインフォームド・コンセントなどに配慮した上で、新たに説明文書、同意文書などをご準備いただき、審査いただいた上で、倫理審査結果のコピーを添えて、施設登録申請を行ってください。

Q43 : これまでも医学的適応による未受精卵子の凍結を行っていますが、施設登録をしないまま卵子の保管を続けたり、新しい症例に対して採卵、卵子保存を行うことは出来なくなるでしょうか? 新たに施設登録が完了するまで、実施は控えるべきでしょうか?
これまでに凍結保存されている卵子、新たに発生した癌患者を対象とした未受精卵子の凍結を、これまで同様に各施設が責任を持って取り扱うことに問題はありません。
実施しながら可能な限り、本見解に基づく施設登録申請をしていただけることをお願いします。

Q44 : 本見解に基づき登録した上で、医学的適応により未受精卵子の採取、凍結を行う場合と、これまで同様に登録しないまま癌患者さんなどを対象とした未受精卵子の採取、凍結を行う場合では、何が異なるのでしょうか?
登録しなくても癌患者に対する未受精卵子凍結は可能です。
今回、本見解に基づき施設登録された施設は、癌患者に対するインフォームド・コンセントや緊急のART実施、癌治療後のART・妊娠・分娩の転帰、悪性腫瘍とARTの関連性などの経験の蓄積など、本法を行う条件を満たしている施設として公開されるとともに、本法を行う責務を負うことになります。

Q45 : 既婚患者さんでも未受精卵子で凍結する必要があるでしょうか? 既婚者が医学的適応で胚を凍結する場合の解釈はどのようになるでしょうか?
既婚者の場合は既存の見解に基づき、胚凍結を優先して行うことが通常です。
しかし、既婚ART患者が癌を発症した場合などでは、本見解を参考に、移植時の患者の原疾患の状態などの病態の把握を行い、安全なART、妊娠を心がけていただけますようお願いします。

Q46 : いわゆる社会的適応での未受精卵子凍結を実施する場合には、登録が必要でしょうか?
いいえ、施設登録は必要ありません。
今回の見解を参考に、各施設において、個別に、慎重にインフォームド・コンセントを行っていただけますようお願いします。

Q47 : 本見解で行ったARTオンライン登録はどのようにすればよいでしょうか?
参考に典型的な登録例をお示しします。
新たに、【4.適応】と【8.行った、あるいは行おうとした治療方法】の選択肢として「7 未受精卵子凍結(医学的適応)」が追加されています。

項目
オンライン入力 選択肢/整数
【4.適応】 「7 未受精卵子保存(医学的適応)」
【6.採卵法】 「2 経膣超音波」
(卵巣組織採取との併用時は 「3 腹腔鏡」 )
【7.治療に用いた、あるいは用いようとした卵・胚の種類治療に用いた卵・胚の種類】 「1 新鮮卵・胚」
【8.行った、あるいは行おうとした治療方法】 「7 未受精卵子保存(医学的適応)」
【11.採卵数】  実際の数
【12.受精卵数】  0(ゼロ)
【16.胚移植時の発育段階】 「1 卵(未受精)」
【17.移植胚・卵数】  0(ゼロ)
【18.凍結胚・卵数】  実際の数
【22.妊娠の有無】 「1 なし」

Q48 : 登録年齢は15歳以上となっていますが、例えば、月経発来以降で14歳以下の小児ガン患者に対して卵子凍結を行う(妊孕性温存)症例を登録する場合には、どのように入力するのでしょうか?
年齢は「15」歳として、『適応欄』で「卵子凍結とその他の双方」を選択し、『自由記載欄』に実年齢と併せて「小児ガンのため」などの理由を記載してください。

凍結融解胚・凍結卵と同時に採卵された新鮮卵・胚を扱う場合の注意

1)移植した卵、胚に「新鮮卵・胚」が1個でも含まれる場合は、新鮮卵と凍結胚・凍結卵を同時に扱っていても【7.治療に用いた、あるいは用いようとした卵・胚の種類】は「1 新鮮卵・胚」を選択し、【8.行った、あるいは行おうとした治療方法】は新鮮卵に対して行った治療法を選択してください。新鮮卵と凍結胚・凍結卵を同時に扱った場合は、採卵数、受精卵数を入力した上で、融解胚数、融解卵数なども入力してください。
2)凍結胚を扱い、新鮮卵は扱わない場合に「2 凍結胚」を選択してください。
3)凍結卵のみを扱う場合にかぎり「3 凍結卵」を選択してください。
4)採卵数0個、受精0個、あるいは胚発育停止等の理由により新鮮卵・胚が移植、凍結に供されず、採卵後の同一周期で急遽融解胚移植を行った場合は、【7.治療に用いた、あるいは用いようとした卵・胚の種類】で「2 凍結胚」を選択し、【8.行った、あるいは行おうとした治療方法】は「5 融解胚」を選択してください。
5) 新鮮卵が得られたものの、何らかの理由によりその全てを凍結保存し、採卵周期に融解胚のみを移植した場合は、2つの治療周期として別々に登録してください。
(「6 その他」を選択して「全胚凍結+融解胚移植」等の記載をすると、その症例は「6 その他」として統計上計算されます。)