Wegener's Granulomatosis
WG
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鼻・肺・腎の壊死性肉芽腫病変と血管炎。 この病気は、1939年にドイツの病理学者であるWegener博士が、鼻と肺の肉芽腫を認め、同時に全身の血管炎と壊死性半月体糸球体腎炎を示した3剖検例を発表し、世界で初めて独立した疾患として報告されました。そこで、発見者の名前をとってWegener(ウェゲナー)肉芽腫症と呼ばれるようになりました。発熱、全身倦怠感、食欲不振などの炎症を思わせる症状と、鼻、眼、耳、咽喉頭などの上気道および肺、腎の3つの臓器の炎症による症状が、一度にあるいは次々に起こってきます。その原因は、今のところわかっていませんが、全身の血管の炎症による病気(血管炎)の一つで、免疫の異常が病気の成り立ちに重要な役割を果たしています。 (厚生労働省難治性疾患克服研究事業 免疫疾患調査研究班(難治性血管炎)作成の難病情報センターホームページから引用)