D869 サルコイドーシス

Sarcoidosis

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肺門リンパ節、肺、皮膚、目、心臓など全身に類上皮細胞肉芽腫ができる。患者の半分には自覚症状が出ず検診等で発見される。原因不明の多臓器疾患。  サルコイドーシスと云う病気は全身の色々な臓器に結核を始めとする感染症によく似た病巣を作る疾患です。一般にそのような病巣を類上皮細胞肉芽腫と呼んでおります。しかし、現在までその原因は明確にされていません。よく認められる症状は目のかすみ、視力低下、咳、呼吸苦、色々な皮膚の発疹、不整脈などで、肉芽腫が出来た臓器の障害として出現します。しかし一定の病変の拡大が認められる前は多くは無症状で、患者さんの約40%は気付かない人がおられます。住民検診や職場検診は今でも重要です。 (厚生労働省難治性疾患克服研究事業 呼吸器系疾患研究班(びまん性肺疾患)作成の難病情報センターホームページから引用)


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