資料1: http://www.sta.go.jp/genan/jco/jco91003_4.html
資料2: http://www.jnc.go.jp/ztokai/kankyo/realtime/graph168.html
資料3: http://www.m.ehime-u.ac.jp/~mtanaka/nuclear/
未解明の問題のうち最大の関心事の一つは、様々な環境条件下で自宅待機をされた周辺住民の身体に対してどの程度の中性子線量が吸収されたかを定量的に見積もることである。これを可及的速やかに明らかにするため、近在地域の家屋内等における環境下において、家庭の食塩などから 24Na(半減期 14.96時間)、またその測定結果をクロスチェックするため家庭内の電線(銅製)などから 64Cu(半減期 12.70時間)等を測定することを緊急提案したい。この調査は上記の生成物質の放射性崩壊(資料4)による減少を最小限に止めるため(従って測定精度を上げるため)、できるだけ早期に実施することが望まれる。これを実施するにあたっては、最適な測定方法の提案と必要設備の準備、人員、実施期間、発生する費用等の見通しを立てることが必要であるが、その評価のためにまず、地域内の家屋数ヵ所でサンプル調査を行うなどが有効と考えられる。周辺住民の今後の健康状態を推測し対策をたて、以て住民の不安に応えるため、各家屋における中性子被曝量の正確な測定結果とその意味の理解が必要不可欠である。この緊急調査の見積もりが出た段階で、是非とも前向きに測定に関する検討をされるよう、お願いする。
資料4: http://ie.lbl.gov/education/isotopes.htm
日本救急災害医療情報研究会・有志 平成11年10月5日
水野義之(京都女子大学 宗教・文化研究所、平成12年度より
http://www.dne.bnl.gov/cgi-bin/CoNquery?nuc=Cu64 など
(救急医療メーリングリスト、eml)
http://apollo.m.ehime-u.ac.jp/GHDNet/jp/ML/
同大学現代社会学部/設置認可申請中、日本物理学会委員)
mizuno@kyoto-wu.ac.jp
http://www.kyoto-wu.ac.jp/
http://www.rcnp.osaka-u.ac.jp/~ymizuno/
越智元郎(愛媛大学 医学部 救急医学)
gochi@m.ehime-u.ac.jp
http://apollo.m.ehime-u.ac.jp/GHDNet/jp/
田中健次(電気通信大学 大学院 情報システム学研究科)
tanaka@is.uec.ac.jp
http://www.tanaka.is.uec.ac.jp/
本提案に関するURL:
http://apollo.m.ehime-u.ac.jp/GHDNet/99/rinkai.htm
http://ghd.uic.net/99/rinkai.htm