eml 2494

医学研究者の創造性を最大限に引き出す Scientific communication は?

Pittsburgh大学 関川暁さんより(12/27/96、eml 2494)


 前略

 昨年の British Medical Journal に、Death of Biomedical Journal という論文がグローバル・ ヘルス・ネットワークから掲載されました。 これは、インターネット時代と紙の学術誌を扱ったもので、New England Journal of Medicine をはじめとし、多くの Biomedical Jouranl、また 世界の医学研究者の間に大きな議論を引き起こしました。

 1996年12月20日の British Medical Journal には、同ネットワークから コピーライトと医学学術誌の関係を扱った論文が掲載されました。これは オンラインにもなっており

http://www.bmj.com/bmj/archive/7072fd2.htm

にあります。BMJ はこの論文の 内容に対するコメントを、BMJ, NEJM, Lancet, Nature, Science, JAMA, Annals of Internel Medicine 7つの 代表的医学学術誌の編集者に 事前に求めており、返答もこのページに 一緒に掲載されております。

 グローバル・ヘルス・ネットワークでは、今回、インターネットを利用した 新しい Scientific Communication のあり方として、下記の URL に Scientist Assassinate Journals というホームページとして具体的に 提示しております。ここでは、

  1. 医学研究者の創造性を最大限に引き出す Scientific communication を認知心理学の理論に基づいて試作
  2. コピーライト、学術誌とインターネット、
  3. インターネット時代の査読のあり方、
  4. インターネットの可能性を最大限に引き出したScientific Communication のあり方

等を扱っており、その形態として同一論文を4つの形態でかつ4カ国語で 提供しております。

http://www.pitt.edu/HOME/GHNet/publications/assassin/front-j.htm

 お訪ね頂き、気軽にコメント、ご意見を頂ければ幸いです。

敬 具                 

関川 暁             
(e-mail: akira+@pitt.edu)     
グローバル・ヘルス・ネットワーク 
(http://www.pitt.edu/HOME/GHNet/GHNet-j.html)
ピッツバーグ大学公衆衛生     


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